教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

南鳥島周辺でレアアースの泥 EEZ内で初

2012年06月29日 10時28分52秒 | 社会・経済

Photo
読売新聞

南鳥島周辺でレアアースの泥 EEZ内で初

 日本の最東端の南鳥島(東京都小笠原村)周辺の排他的経済水域(EEZ)内の海底に、ハイテク製品に欠かせないレアアース(希土類)を大量に含む泥の大鉱床があることを東京大の研究チームが発見した。同様の泥は南東太平洋の公海上などで見つかっていたが、日本のEEZ内では初。国内の年間消費量の200年分を超える埋蔵量とみられ、採掘が実現すれば中国からの輸入依存を脱却できる可能性がある。(産経新聞)
日本の最東端の東京都小笠原村南鳥島周辺の排他的経済水域(EEZ)内の海底に、ハイテク製品に欠かせないレアアース(希土類)を大量に含む泥の大鉱床があることを東京大学の研究チームがすばらしい発見をしました。朗報です。中国からの輸入に頼らないで日本の優れた技術を使えば、環境の保護出来るレアアースの産出が出来るのでは有りませんか。

</object>
YouTube: 「中国依存」を回避へ レアアースでカザフと合意(12/05/02)

レアアース れああーす サイエンス

Rare earth elements

希土類元素のこと。希少価値が高い。また、混合酸化物から分離するのが難しい。レアメタルの一部。

ハイブリッド車電気自動車の駆動モーター、エアコンなどの省エネ家電製品にレアアースを原料とする磁石が使用されている。

その希少さゆえに戦略物資となりうる。そこで代替物の研究が進められている。

中国依存

日本は希土類の輸入を90%以上中国に頼っている。しかし2010年(平成22年)4月に中国は希土類の出荷を4割削減すると通告してきており、同年9月に尖閣諸島における漁船船長拿捕の報復として、希土類の通関を全部差し止めたとみられる(しかし、中国商務省は報復も差し止めも命令していないと述べている)。しかし、民間備蓄が約1年分あると見られているため直接影響が及んでいるわけではない。更に、希土類ではないが工作機械生産・使用にきわめて重要なタングステンの8割も中国に頼っている。

この状況で、以前から金属類の国家備蓄(米国では実施済み)の必要性が言われており、2010年(平成22年)4月の輸出削減を踏まえ、同年7月経済産業省令の改正が行われ、備蓄が可能になった。

レアアース一覧

スカンジウム(Sc・21)・イットリウム(Y・39)・ランタン(La・57)・セリウム(Ce・58)・プラセオジム(Pr・59)・ネオジム(Nd・60)・プロメチウム(Pm・61)・サマリウムSm・62)・ユウロピウムEu・63)・ガドリニウムGd・64)・テルビウムTb・65)・ジスプロシウム(Dy・66)・ホルミウム(Ho・67)・エルビウムEr・68)・ツリウム(Tm・69)・イッテルビウム(Yb・70)・ルテチウム(Lu・71)

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« <名古屋市バス>運転手、客... | トップ | ネットの議論「レバ刺しと放... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿