教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

傷跡を「しょうせき」 首相、平和祈念式典で読み間違え

2009年08月10日 12時04分16秒 | 国際・政治

 『麻生首相は9日、長崎市での長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典でのあいさつで、「64年前、長崎の方々は原子爆弾によって筆舌に尽くしがたい苦しみを経験された。7万ともいわれる尊い生命が一瞬にして失われた」と原爆による惨禍を振り返った。  だが、「一命をとりとめた方も、癒やすことのできない傷跡を残すこととなられました」と述べる際、「傷跡」を「きずあと」ではなく、「しょうせき」と読んだ。  社民党の福島党首は同日の長崎市での記者会見で「追悼式は格別な場所。特に長崎は『祈りの平和祈念式典』と言われている。『傷跡』を『しょうせき』と言われ、意味が分からない」と批判した。』アサヒコム

 麻生総理大臣は、「一命をとりとめた方も、癒やすことのできない傷跡を残すこととなられました」と述べる際、「傷跡」を「きずあと」ではなく、「しょうせき」と読み違われましたが。 傷、きずを漢音、呉音読みするとショウ、跡、あとを漢音読みしますとセキになりますが、普通このような読み方をする人はいないと思います。しょうせきとよみますと硝石硝酸カリですし、証跡、しょうせき。証拠になる痕跡こんせきになります。蹤跡、しょうせき。事跡、ゆくえ、ゆきがたと言う意味になります。追悼文を見ている人には。読み間違いか分かりますが。聞いている人には、どのような何の意味なのかと思うでしょう。

傷跡、きずあとは、傷痕、疵痕とも書けますが。傷跡、きずあとの意味は、傷がついて治ったあと、心に受けた痛手のあと、災害などを受けて残っているあとを意味し、心に受けた痛手のあとと麻生総理大臣は表現したかったと思いますが。傷跡、きずあとと正しく読まないと筆舌に尽くしがたい苦しみを経験されたと言う文章の意味が生きて来ないのでは無いでしょうか。麻生総理大臣のお目の老眼説も有りますが。国民の為に漢字を正しく読み意味を把握し、聞いている日本の子供達が読み間違いをしないように模範を示して下さい。日本語の使い方や日本語表現が乱れている今日です日本の総理大臣として、正しい日本語を使って下さい。

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