教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

登校の列に車2人死亡、「居眠り」供述

2012年04月24日 11時16分59秒 | デジタル・インターネット

TBS系(JNN) 4月23日(月)23時40分配信『 集団登校していた小学生らの列に車が突っ込み10人が死傷。7歳の女の子と妊婦、さらに胎児の命も奪いました。
 道路のあちこちに散らばったランドセル。帽子や手提げ袋などの持ち物もあります。救急隊員が駆け回るのは、京都・亀岡市の事故現場です。 「ボーンというか、すごい音がした」(目撃者)
 集団登校する小学生の列に車が突っ込んだのは、午前8時前のこと。事故により10人が死傷しました。このうち、死亡した小学2年の小谷真緒さん(7)の祖父は・・・。
 「憎みますよ、事故を。事故を憎む」(小谷真緒さんの祖父)
 登校に付き添っていた松村幸姫さん(26)。長女の蒼愛さん(6)は重傷。松村さんは3人目を出産予定で妊娠7か月。先週、女の子と分かったばかりだった胎児は死亡。幸姫さんもその後、亡くなりました。一度に2つの命を失うことになった夫は・・・。
 「ちゃんとしてほしい。何の非もない人が殺されて。(Q.どんな奥さんだった?)優しい。(Q.家庭では?)良くやってくれた」(松村さんの夫)
 このほかにも2人が重体、6人が重軽傷を負いました。2人の娘がけがをした寺口さん。2人とも命に別状はありませんでしたが、姉を首を骨折する重傷だといいます。
 「亡くなった人がいるので。こんなことがこんな所で起きるとは思っていなかったので」(重傷の歩璃さんの父・寺口賢司さん)
 自動車運転過失傷害の疑いで逮捕された18歳の少年は、取り調べに対し「事故を起こしたことに間違いありません」と話しているといいます。18歳の少年が運転していた車は、集団登校の列の後ろから突っ込んでいたといいます。
 車には、運転していた18歳の少年のほかに別の少年2人が乗っていて、「一晩中、車で走っていた」と話しているといいます。事故後、少年達は・・・。
 「助けに来いよと思ったけど、普通に立っていた」(現場近くの人)
 警察の取り調べに対し少年は、「居眠りをしていた」という趣旨の供述をしているといいます。逮捕された少年の父親が私達の取材に応じました。
 「若いころバイクに乗っていた件もありまして、捕まった経験があって」(容疑者少年の父親)
 18歳の少年は、2年前にも無免許でバイクを運転して摘発されたことがあるといいます。
 「無免許で乗ったらどんなことになるかということは、言って聞かせてたつもりなんですけど」(容疑者少年の父親)
 また無免許運転を少年は繰り返していたのでしょうか。警察は、車に同乗していた友人の少年2人を無免許状態と知りながら運転させていたとして、無免許運転ほう助の疑いで逮捕しました。
 突如、2人の命とこれから生まれてくる命を奪った事故。現場に駆けつけ、緊急搬送にも付き添った幸姫さんの夫は・・・。
 「救急車の中でも足痛い、足痛いと。(Q.声がけはした?)頑張れって。(Q.容疑者に対しては?)そりゃもう死んで償ってもらわなきゃしょうがないでしょ」(松村さんの夫) およそ25メートルにわたり児童らをはねた凄惨な事故。警察は事故に至った経緯について、少年らから引き続き事情を聴くことにしています。(23日22:26)』

自分達の起こした行動の結果を想像も考えもしない今の少年の思慮浅はかさです。今の子供達の心が荒んでいると精神科医は言いますが。人の命を物ぐらいしか思わない常日頃の感覚や自分さえ良ければ良いと言う自由を履き違えた間違った観念の表れと思います。子供達にも怪我をさせ。7歳の女の子、妊婦の女性とお腹の中にいる胎児の命を奪っても平気の平左では困ります。大量生産消費は、物の使い捨てによる人間の命の使い捨ての時代を生んだと言えます。この事故で命の尊さ分からない無免許運転の小年が、無免許の少年に無免許運転を強いた無責任さに腹立ちを感じます。自分行動には、何をしても自由ではなく、社会生活では責任と義務を負うと言うことです。日本は、法治国家です。

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