教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

海に流れた汚染水、総量で4700兆ベクレル

2011年04月21日 18時34分53秒 | 社会・経済
 『東京電力は21日、福島第一原子力発電所2号機の取水口付近から海に流出した高濃度汚染水の総量に関する推計を発表した。
 推計によると、今月1日から、固化剤の注入などによって流出が止まった6日までに約520トンが海に流れ込んだ。汚染水に含まれていた放射性物質の総量は、ヨウ素やセシウムなどの合計で約4700テラ・ベクレル(テラは1兆)に上った。 4、5日に集中廃棄物処理施設などから海に緊急放出された低濃度汚染水約1万トンの放射性物質の総量は0・15テラ・ベクレル。今回の量は約3万1000倍になる。
 東電は、1日以前に付近を見回った作業員が水音を聞いていないことから、流出が始まったのは1日の昼頃と判断した。放出された放射性物質の内訳は、ヨウ素131が2800テラ・ベクレル、セシウム134と137がそれぞれ940テラ・ベクレル。』読売新聞 4月21日(木)12時2分配信
福島県や茨城県、千葉県の漁業関係者への影響が心配です。福島第一原子力発電所から高濃度汚染水が、海流に乗り流され更に広がって行くのでは有りませんか。放射線物質が、海の浄化作用で薄められると考えているのでしょうか。私達の食卓に上る魚の安全性も考えるべきです。小魚のイカナゴの次は、大型魚で放射線物質が検出されるのでは有りませんか。 放射線物質で汚染されて海の環境は、果たしてすぐに元通り戻るのでしょうか。 公害問題では、一度汚染された海は下に戻らないと言われています。漁業関係者への被害が今後出ないでしょうか。各漁協に補償すれば済む問題ではなく、海を生業とする人たちの生活を政府は守るべきです。今後漁場での魚貝類の放射線物質の正確な継続的な測定と調査を続ける必要が有るのではないでしょうか。海の自然環境保護と海の生態系の影響も真剣に考えて行くべきでは有りませんか。
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