『 30日午後1時50分ごろ、東京都新宿区市谷本村町の防衛省で、中央指揮所入り口を警備していた陸上自衛隊警務隊本部付の男性1等陸曹(44)が持っていた拳銃を壁と床に2発発射した。けが人はなかったが、壁の配電盤に穴が開いた。1曹は「弾は入っていないと思った」と話しているといい、陸自警務隊は詳しく事情を聴き処分する。
防衛省によると、1曹はこの日朝から、同省A棟地下1階の入り口脇にある詰め所で、同僚と2人で警備に当たっていた。いすに座っていたが、突然立ち上がり、腰のホルダーから拳銃を取り出し、壁に一発発射。驚いた反動で、もう一発を床に撃った。翌日に射撃検定があることから、構えや引き金を引く練習をしたとみられるという。』時事通信
防衛省では、中央指揮所を警備する場合は普段から拳銃に実弾を入れて携帯しているのでしょうか。拳銃に実弾が入っていないかどうか、拳銃の射撃訓練後一等陸曹が確かめて置くべきです。幸い怪我人も出ませんでしたが、実弾入った拳銃を確認せずに撃てば、危ないです。戦前の南部14式拳銃より、性能の良いフルオートマチックの拳銃ですと射撃訓練後確かめ以外は不可能でしょう。防衛省内の警備詰め所で、拳銃の射撃検定の練習はすべきでは有りません。拳銃の安全装置を外さないようにすれば良かったと思いますが。総て射撃訓練場で練習すべきことです。防衛省内で拳銃に弾が入っているかどうか確かめれる装置や実弾の確認する為に弾が飛んでも安全な場所や部屋を作って置くべきです。非常事態や緊急事件が起こった場合に実弾の入っていない拳銃を携帯しても警備出来ないでしょうから、普段からマニアル通り、確認手順を徹底しないと警備どころか本当の人身事故に繋がると思います。
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