教育カウンセラーの独り言

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2017年02月03日 23時17分44秒 | 国際・政治

 

安倍首相と豊田章男トヨタ社長の会談でわかる二人の器量

2017-02-03..

 きょう2月3日に行われる安倍首相と豊田章男トヨタ社長の会談は極めて重要である。

 どこまでメディアがその真相を正確に伝えるてくれるかは疑わしいが、私はこういう会談になると思っている。

 すなわち、トランプ大統領を喜ばせることしか頭にない安倍首相は豊田社長にお土産をつくってくれと迫る。

 これに対し豊田社長はその必要はない。

 すでに我々民間企業はトランプ大統領の要求していることをやって来た。

 あなたのやるべきことは、我々のやって来た事を、馬鹿なトランプに正しく理解させることだと。

 もちろん、ふたりの実際のやり取りはこのような険悪なものにはならない。

 豊田社長がトランプ大統領をここまで酷評しない。

 そして、二人の会談を報じるメディアは、「官民一体となってトランプ大統領との緊密な関係づくりで一致した」、めでたし、めでたし、となる。

 しかし、会談の実態は、分かりやすくいえば私が書いた通りになると思っている。

 トランプ大統領の日本批判に、真っ先に声を上げたのは豊田社長だった。

 メキシコの工場を撤退しないと。

 私はその時、豊田社長は男をあげたと書いて褒めた。

 その後、トランプ大統領がすかさずトヨタ批判をし、それに恐れをなしたように豊田社長の発言もトーンダウンしたように見えた。

 しかし、豊田社長の考えは変わっていないと私は思っている。

 今度の安倍首相との会談も、メディアの報道が先行したが、豊田社長はそんな話はまだ聞いていないと不快感を示したことが印象的だった。

 そしてここにきて、財界の声はトランプの非常識にな発言に反論するようになってきた。

 米国の大統領を批判するなどということは、民間企業としては異例なことだ。

 逆に言えば、トランプ大統領の主張があまりにも間違っているということだ。

 なぜ安倍首相と豊田社長に代表される民間企業との間で、トランプ対策が異なるのか。

 それは真面目に仕事をしてる者と、仕事をしていない者との違いだ。

 日本企業は1980年代のいわれなきジャパンバッシングにも、血と汗の努力をして対応して来た。

 その苦労が結実して日米関係が良好になった。

 それを私はデトロイト総領事として自動車産業で見て来た。

 それを、無知、傲慢なトランプがひっくり返そうとしている。

 日本企業が怒るのも無理はない。

 ところが政治家や官僚は、仕事をしない。

 権力に胡坐をかいて企業に命令するだけだ。

 ましてや世襲議員の上に、出来の悪い安倍首相はなおさらだ。

 今度はお前が仕事をする番だ。

 あんな馬鹿な事を言うトランプを説得するのはお前の仕事だ。

 しっかりやってこい。

 日本企業がみな見ているからな。

 こう、豊田社長は安倍首相に言うのではないか。

 安倍首相と豊田社長の器量の違いだ。

 メディアはその事を正確に書いて欲しい(了)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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