大阪府の吉村知事は、飲食店に対して営業時間の短縮などを罰則付きで命令することができる「まん延防止等重点措置」の適用を国に要請する方針を示しました。

2020年11月から時短営業が続いている大阪市北区の飲食店では、長引く要請に複雑な心境を明かしました。

【大阪天満餃子イエスタデイ・増田雄市店長】

「言うことは聞いておこうかという感じはあります。罰はきついなという話はしています」

【トロモモ天満店石原敬大店長】

「(命令を)守った中で、どういった営業ができるのか、うちも含めて他の飲食店も、模索していろいろ考えてやるべきなんじゃないかな」

また吉村知事は、飲食店での飲食以外の時のマスク着用、いわゆる「マスク会食」の義務化ができるよう国に働きかける方針です。

【トロモモ天満店石原敬大店長】

「マスクをしてほしいですけど、お願いはできるかもしれないですけど、強制はできないかもしれない」

吉村知事は30日、「難しい」との声が上がることを見越して、重ねてマスク会食への理解を求めました。

【大阪府・吉村洋文知事】

「何言ってんのといろいろご批判もあると思うが、僕もやってますけど食べるときは下げて、しゃべる時は上げるとか、ちょっとしたしぐさでも、口から発せられるものを1人1人が抑えていこうよと」

第4波への懸念の中、私たちの生活はどうなっていくのでしょうか?