息苦しい世の中で 自由に語り合える空間を

自由でも民主でもない この日本を もっともっとよりよく変えていくことができるように たくさんの知恵を語りましょう。

松井選手の行方

2012年03月28日 23時44分24秒 | 奇妙な風景
最近、松井選手の移籍先に関するニュースを聞いていない。
日米、どちらも、もうすぐ開幕だというのに。

イチローは、4安打。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宗教観を変えたくて

2012年03月28日 23時39分30秒 | わたしごと
西方寺の中村清淳さんから、ていねいなメールが届きました。
その返事として。

「ありがとうございます。
先日、ジュンク堂に行き、「浄土真宗」というコーナーがあったのですが、2~300冊もあって、ただ圧倒されるばかりでした。
1冊ですべて分かるものではないことは了解しているのですが、できるだけ全体像を、と考えた末の「聖典」購入でした。

私は、「来世」のためにも大切かもしれませんが、現世の理不尽な有様を変えることに力を尽くして生きることも、前者と同じように大切なものではないかと考えています。

あ、いつも長くなってしまい、すみません。

私の問題意識は漠然としていますから、「見繕う」ことは難しいかもしれません。
思いついた範囲で箇条書きしてみます。もし、「これは」という書籍がありましたら、ぜひご紹介ください。

①「大谷派」という名称自体、他の「派」とは異なる、独自性を持っているということだと思います。それは、どのような点なのでしょうか。「聖典」では、他の派とはいがみ合うものではないとしていますが、「論争」はないのでしょうか。(むしろ、あって当然ですから)

②社会的な意見表明をすること自体、組織として考えてみると、非常な勇気、英断だと思います。ベトナム戦争で、仏教徒が身を焼いて、アメリカの侵略を抗議したことを想起しましたが、これは仏教の教えから当然のものなのでしょうか。大谷派独自の法理からくるものなのでしょうか。

③上の二つは、社会的行動をとる大谷派についてでしたが、現代にあまりにもたくさん枝分かれしている仏教界で、キリスト教の聖書のように、共通した、大本の教典というものはあるのでしょうか。

④私利私欲にまみれた、この世の未来について、私は非常に悲観的です。その暗い未来を、明るいものにしていく、ひとつの光は、「宗教」ではないかと思っています。もちろん、「神がかり」とは違って、ある原理・法理にもとづいて、大勢の人が冷静に、しかも熱く行動できるものだからです。しかも、個々の尊厳を最大限尊重する。人の幸福とはなにか、平和とは何か、そのために何ができるのか、しなくてはならないのか。凡庸な悩みですが。

そもそも仏教について、なにも分からない輩です。
なにかきっかけになるものがありましたら、ぜひお教えください。」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

血肉になっているのか 私の読書

2012年03月28日 00時54分29秒 | こんな本を読みました
小林信彦の「イエスタディ・ワンス・モア 」(新潮文庫) を読む。
たしか、昔に読んだはずなのに、展開が読めない。
読んでから、「ああそうだった、そうだった」といった感じなのである。

彼の真骨頂である「かつての東京」をふんだんに盛り込んだ、日本版「バック・トゥ・ザ・フィーチャー」。
主人公は、1989年から1959年の世界に放り込まれるのだが、私の小さいときの記憶と重なって、ストーリーといっしょに楽しめる小説だ。

しかし、こんな程度の読書の記憶なのだから、私の読書は、自身の血肉になっていないのだろうか。(そんなはずはないと思うのだが、自信がない)

この小説は「パートⅡ」がある。
再び池袋のブックオフで見つけて読み始める。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

現実に目を背けない宗教

2012年03月28日 00時04分21秒 | わたしごと
浄土真宗大谷派、西方寺の中村清淳さんから譲っていただいた、高木仁三郎さんの講演した記録「科学の原理と人間の原理」。

送金のお知らせと一緒に、お礼のメールを送りました。

「遅くなりましたが、本日、郵便局から代金を送りました。
本当に、よい本を、しかも廉価で、ありがたく読ませていただきました。
手にしてから、2日で読了。高木さんの息づかいが伝わってくるような講演記録です。
ほとんど彼の本を読んでいたと思っていましたが、講演として書籍化されているとは
思いませんでした。
しかも宗教界に向けてのもの。高木さんの幅の広さ、熱意が感じられます。

ほとんど宗教とは縁のない私でしたが、(偏見もあります。創価学会、統一協会など、金や権力の亡者となっている現実を見ると、宗教団体は悪徳業者のように思っていました。よく友人と、「権力や金と縁がない宗教団体があるなら、私は即入信してしまうなあ」と、話します)(真宗大谷派は東本願寺が「本店」だということくらいしか知りませんでした)中村さんのような方のいらっしゃる浄土真宗に少し関心を持ちました。

おりしも、今日の「しんぶん赤旗」に、昨年末に亡くなった廣瀬杲さんのことが掲載されていました。19歳で学徒出陣。敗戦後は四年半にわたるシベリアでの抑留。
餓鬼道に落ちたと悟った彼は、戦争と平和、国家の有り様の問題から目をそむけることなく、求道に勤しんだ方とのこと。

大谷派は、1941年に、「挺身殉国」、1943年に「皇道真宗」を唱えて、大政翼賛に傾いていったことを反省し、95年に不戦決議、今年の2月には「原発廃炉」を決議したのですね。

キリスト教の教会にも、同じような「過去の克服」をしたところがあったと思いましたが、大谷派の方々の英断には、心底感激しました。

そもそも仏教については、まったく無知の私ですので、今日、池袋に行った際に、書店を駆け回り、「真宗大谷派入門聖典」という本を買ってきました。半分くらい読みましたが、やさしく書かれてあるものの、私にはよく伝わってこないこと、言葉の意味がよく分からないものがたくさんありすぎて、それだけに読む意欲が湧いてきます。

すみません。長くなりました。
しばらく勉強してみることにします。よい「入門書」(けっして「てっとりばやい」「ハウツー」でなく)がありましたら、教えていただければ幸いです。

良き本、そして、学びの、良き機会を賜りました。
重ねてありがとうございました。」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする