帰化植物はしばしばゲリラ状に出没すると何処かで見たことがあがります、ここに
あげるコゴメバオトギリもその例の一つかも知れません。
コゴメバオトギリは1930年代に三重県で最初に見られ、その後各地で散発的に見
られるようになったそうです。
平成14年6月26日の朝の通勤の折、道端の草むらにそれまで見たことのなかった黄色の花を付けた2本の植物を見つけました。
オトギリソウ科とはあたりが付いたのですが、帰化植物のコゴメバオトギリの名に辿り着くまでは暫くかかりました。
その後、毎年この場所にはこの植物は生育し、年を追うごとに増殖してきています。2枚目は平成18年6月27日に撮影、3枚目は平成20年6月21日に撮影したものです。
ところが、平成21年になるとこの場所に見なくなり、平成22年にも見られなくなり消滅してしまいました。
ところが、数日前6月12日にここから5Kmほど離れた町道を通りかかったところ、歩道の縁石の間に数本のコゴメバオトギリが生えているのを発見しました。
この様な過酷な環境の中に明年もまた生えてくるのかどうか注意して見て行くつもりです。
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