第29回秋田花の会写真展(平成28年2月20~23日)の企画展に出展のために集めた材料を供覧します。
内容は表題にも示したように、近縁または品種の2種が偶然にも同一画面に写っているという珍しさだけで実は何ら評価すべき価値も無いお遊びでしかありません。
最初に、科の違う比較的稀な山野草3種がたまたま1枚の画像の中に収まっている珍しい画像を載せてみます。|
キヌガサソウ (ユリ科)
| この3種は亜高山の湿地を好むことでは共通して
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サンカヨウ (メギ科)
| いますが、同じ場所で、しかも同時に見るという
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ズダヤクシュ (ユキノシタ科)
| 機会はめったに無いはずです。
スミレ科
スミレ ー アリアケスミレ 両者の群生する所であだかも両種が一つの株のようになっていた。
タチツボスミレ ー ヒカゲスミレ
タチツボスミレ ー シロバナタチツボスミレ 両者は同種で白花は品種とされる。
ケシ科
ムラサキケマン ー ミヤマキケマン
キク科
ジシバリ(左半) ー オオジシバリ(右半) 水田の畦などで通常は別々に繁茂し、その境界で両種が混生。
シソ科
ヒメジソ ー イヌコウジュ 良く似た両種は花の色、数、葉の形で区別が容易。
ゴマノハグサ科
サギゴケ ー ムラサキサギゴケ 花色の違いで別名で呼ぶが、本来は同種。
ムラサキ科
ノハラムラサキ ー キュウリグサ
ツリフネソウ科
ツりフネソウ ー キツリフネ 花色で別名で呼ぶが本来は同種。 赤花が多い。
スイカズラ科
タニウツギ ー ウゴツクバネウツギ
その他、カラスノエンドウ・スズメノエンドウ・カスマグサの3種、イヌハギ・ネコハギ・メドハギ の3種を一緒に映した画像などはそれぞれ別のブログに載せています。