花好きじじい

花を求めて山野を歩き回っています。
花好きの皆さん花にまつわる話をお聞かせください。

ノラアヅキご飯

2023-11-23 11:28:07 | Weblog

 栽培アヅキヤブツルアズキとの交配雑種は多様な形質を示すため固定種としての名称(種名)は与えられず、ノラアヅキ(野良小豆)乃至は雑草アズキとして一括されていると理解しております。
 
        市販されている栽培アヅキとヤブツルアズキの種子を並べてみました。
 
 現在、秋田県北部ではアズキ栽培を見かけることが殆んど無いのに、何故か耕作放棄畑とか草地(古い耕作放棄畑?)にはヤブツルアヅキの他に、ノラアズキの繁殖した所が多く見られます。 
  蓋し,これらの地で嘗てアヅキ栽培が行われていたのかどうかは知る由はありません。


 ヤブツルアズキノラアヅキとは蔓の有無だけで分けているのですが、ノラアズキとしたものは種子の大きさや色には下に並べたような栽培アヅキによく似たもの(大きさに差がある)からヤブツルアヅキに似たもの(蔓が無いという違いだけ)まで多様です。

 今回は、これらノラアヅキの中でもっとも多く採集される左から2と3番目の褐色から黄褐色の種子だけを使ってご飯を作ってみました。


 種子は一晩水に漬けて湿潤状態に戻し、鍋で十分な水を加えて豆が指で押しつぶせる程度まで煮て、米に煮汁と一緒に加えて、薄い塩味を付けてノラアズキご飯を炊き上げました

 ご覧の如く、見かけはアヅキご飯と全く同じ赤飯で、厳格に比較したわけではありませんが、食味もアヅキご飯と違いがないように思われますし、食後に消化器の違和もありませんから十分食用には耐え得るとは思われるのですが、無論、飽くまでお遊びの域を出ません。

 


パッシオンフルーツ・沢山の実を付けました

2023-09-19 05:52:58 | Weblog

 パッシオンフルーツは熱帯〜亜熱帯原産の植物ですが最近では栃木・福島でも露地栽培がされているとの記載を見ます。しかし、更に北上した北東北でも栽培したという記録はまだ見ていないため秋田市でも栽培出来るかを試みてみました。

 一昨年の9月に、スーパーの野菜コーナーで見掛けたパッシオンフルーツの果実を買ってきて種を蒔いたところ発芽したので、室内に置いて観葉植物に仕立てて越冬させたところ、春にはぐんぐん伸び出して室内には置けないほどに繁茂したため室外に出して発酵油粕を与えて育てたところトケイソウ特有の綺麗な花を数個付け、その花には予想もしなかった果実を2個付けました。

 この果実から得られた種を直ぐに播種して育てた越冬株の1鉢と、翌年(つまり、今年)播種して作った株の3鉢とで発育、花の付き方などを比較したところ、発育は何れも良好で見事に繁茂したのですが、越冬株には沢山の花を付け16個もの果実が得られたのに3株の本年株には全く花を付けないという結果に終わりました。
 

 この様な結果はたまたまそうなったのか、または、常にそうなのか確認するため今年~翌年にかけて試みてみたいと考えています。

Pzssion Fruits についての想い出」は、50数年前、ある寄生虫性疾患の調査目的で訪れた南西諸島で、薄汚い宿で同室にさせられた別の仕事で来ていた東大農学部出の青年から「食べてみないか?」と手 渡されたのがpassionn fruits だった。見かけとは違って果肉が少なく<美味しくない> という印象だけが残っている。 果実としてはまるで価値が無いというのが今でも変わらない感想です。

Passion Fruits という名称から熱帯の情熱を連想させする果実かと思ったら、実は花の雄しべの形からキリストが架けられた十字架を連想させるところから受難を意味することらしいのです。

                                                      

 


ヒツジグサ・蓴菜沼の侵入者 

2023-09-19 05:33:43 | Weblog

 秋田県の三種町には山からの綺麗な水を引いた自然の沼や水田から転作した沼などにジュンサイを栽培している処が多く見られ、ジュンサイの日本一の産地としてよく知られています。

 ただ、ジュンサイ沼には雑草も繁茂し易いらしく、少し管理の手を抜くと雑草が繁茂してしまってジュンサイの栽培を中止(つまり、放棄)せざるを得ない状態となってしまった沼も幾つか見かけます。

 侵入する雑草には湿性植物、抽水植物、浮葉植物などが多くありますが、ジュンサイによく似たスイレン科ヒジグサを見ることもしばしばです。

 画像の大きなジュンサイ沼も管理が行き届かないらしく、年毎にヒツジグサが増加してゆくのを見ていますが、近頃では沼面の殆ど半分を占める状態にまで広がってしまっています。

 浮葉植物ヒツジグサは午前中には開花していないためジュンサイとはよく見分けがつかないのが(画像下半がジュンサイ)  午後になると開花するため明瞭に区別がつきます。

 未の刻(ひつじのこく)に開花するところからヒツジグサと名付けられたと言います。

 ジュンサイ農家からは厄介者として嫌われるヒツジグサも全国的には希少植物として保護対象とされております。
   絶滅種(東京、埼玉など
   絶滅危惧1類(茨城、山梨など
   絶滅危惧 II類  (栃木、新潟など
   準絶滅危惧種 (石川、福井など



 

 


リウマチ性筋痛症に罹る

2023-06-23 09:59:09 | Weblog

 私は1932年生まれ(91歳)、1957年に医学部を卒業してから現在なお医師として勤務を継続している超高齢者です。 

 幼児期に急性肺炎に罹病したこと以外には重い病気もしたこともなく健康が取り得で、元来、明利とは言い難いまでも認知機能にも左程の陰りも無いままに旧態依然たる医療を提供しております。

 とは言うものの、日新月歩の医療法にはなかなか追従してゆくのも難かしく、それを顕わす一例を自験しましたのでご参考までに恥を忍んでここにお示ししたいと思います。

 昨年あたりから、不定期に身体各所の筋肉痛が起こるため、線維筋痛症と考え、プレガバリン(リリカ)を服用したりして鎮痛を図ってきました。蓋し、これが有効だったという確かな証拠もないまま経過してきました。

 これが、今年に入るとこの筋痛が頻回に身体の各所を移動して起こり、殊に、深夜に起こって覚醒してしまうことがしばしばで、早朝起床するのが困難な状態になってきました。

 睡眠障害と共に、著明な食欲不振、全身倦怠感が持続し、体重の著しい減少(3ヶ月で10kg減少)してきましたが、筋痛はロキソプロフイン(60)(ロキソニン)またはセレコックス(100) 内服で12~24 時間抑えることで耐えてきました。

 しかし、NSAIDsによって抑えるにも限度があるため適切が治療法を示してくれる医療施設を紹介してくれる所を探し、秋田赤十字病院総合内科を受診したところ各種検査の結果、リウマチ性筋痛症の可能性が高いとして秋田中通病院リウマチ科へと紹介され、初めてプレドニゾロン治療が開始されたという次第です。

 ここで、何故、私が リウマチ性筋痛症 に思いが至らなかったということの弁解がましい事をしておきます。

 リウマチ性筋痛症についての最初の報告は1964(私の医学部卒業1957年)で学校では勿論教わっていないし、それが独立疾患として認識されたのが更に遅れて1981年になってからで、診断基準が確立されたのが1990年代、治療法が示されたのが遅く2000年代になってからということで、認識されたのが可成り新しい稀な疾患であるため、古い医学教育を受け、しかも勉強の疎かな私には、リウマチ性疾患とは若年者で関節に起こるとの固定観念が強くて、高齢者にも成因を異にするリウマチ性疾患があるということは到底思い至らなかったのです。

 超高齢の私自身がその比較的稀な疾患に罹患することで、新たな医学知識を得ることにはなったのですが、私の生存中にはこの経験を活用する機会が訪れることはまず無いことでしょう。

 

 

 


ヒメリュウキンカ

2023-04-16 10:54:04 | Weblog

 山野を歩き回っていて珍しい山野草に遭遇し、それが結実していれば種子を採集して持ち帰り庭や植木鉢に播種して育てることを続けていおいますので、我が家のあまり広くない庭には各種の山野草が生育しております。
 数年前、秋田市郊外のリュウキンカの群生地で採集した種子を植木鉢に蒔いたものもが数鉢で定着して毎年早春にはその宿根より出芽して花を咲かせるのですが、それらの中の1鉢の生育が著しく旺んで鉢の中だけに留まらず庭の随所(芝生の中まで)に繁殖してきています。
 この繁殖旺盛な株を詳細に観察したところ、植えたという記憶のまるでないリュウキンカと同じキンポウゲ科のヒメリュウキンカ(オウシュウキンポウゲ)と分かり、その旺盛な繁殖力には納得がいったのですが、何故リュウキンカの間にヒメリュウキンカが入り込んできたのかが分からずじまいなのです。
 ヒメリュウキンカの記載を見ると花弁の数が7~12枚ないし八重、萼片が3~5枚とかなりの変異があるとされていますが、ここでのヒメリュウキンカでは何れも花弁9枚、萼片3枚であることから、ここで繁殖しているヒメリュウキンカはある一株から殖えた同じ形質を持ったものであることを示しているらしと考えられたのです。

             

              

 ヒメリュウキンカは一見リュウキンカによく似ているが、リュウキンカには花被片が無く萼片が通常5枚なので容易に見分けられる。
    
    

 両者の葉もよく似るて心形であるが、リュウキンカの葉は大形で、縁の鋸歯は細かい。
    

 リュウキンカ、ヒメリュウキンカは種子によって繁殖するが、リュウキンカの実は袋果でヒメリュウキンカは痩果であるため、見誤って種子を採集することはない。
    

 ヒメリュウキンカは球根によっても繁殖するため庭の植物の移動の折に一緒に運ばれた土によって拡散繁殖した
可能性も少なくはないが、外部から持ち込まれたという事実は無い。
    

 播種した時期は確かではないがリュウキンカが腰水のある鉢で毎年開花すると漫然と観察してきたが、これもまた時期は不確実なるが、ある一鉢のリュウキンカが旺盛に増殖し、鉢から逸出して庭の所々で開花しているのに気付き、これまでに見たことのないヒメリュウキンカであると知った。ヒメリュウキンカはリュウキンカほど親水性ではないため乾燥気味の場所でも生育するようで、腰水の鉢では却って根腐れを起こすともあるそうである。
 リュウキンカが種の異なるヒメリュウキンカに突然変異するということはあり得ないため偶発的に持ち込まれた可能性もあるが今回はそのルートを突き詰めるまでには至らなかった。
 

 


モリアザミの開花を追って

2022-09-10 15:53:23 | Weblog

 6月中旬の昼下がり、休憩時間に職場の裏廊下の窓からふと眺めた土手の雑草の中に数株のアザミらしき植物が混じって生いているのに気付き、手元に置いてあるカメラで撮影したのがこの写真です。



 先の尖った総苞片が反り返った蕾からノハラアザミ(秋田では殆どオオノアザミ)の変種クルマアザミと見て結実まで観察することにしました。

 日を経るに従って蕾の頂点が淡紅色に変わってきてアザミの花らしくなり、やがて内部の筒状花の頂点も顔を出してきました。


 紅紫色の萼片に包まれた多数の淡紅色の筒状花が更に明らかになってきましたので、この時点で漸くクルマアザミとした最初の考えは誤りで、モリアザミであることが分かったのです。



 更に日が経つと、筒状花群の周辺部から頂点を破って雄蕊包が伸びてきて、先端が破れて花粉を放出するようになります。



 蕾を開いて筒状花を取り出した画像です(下段の画像は雄蕊の先端部の顕微鏡拡大)。資料が未熟なため先端部には花粉が詰まっていましたが、圧迫しないと放出しません。筒状花先端も破れると5弁にになります。



 雄性先熟で花粉の放出を終えた雄蕊が萎縮し、周辺部から先端2分した雌蕊が伸びてきて別の花からの花粉を受粉することになります。

 

 集めた種を冷蔵庫内に保存しておき、来春、畑に播種して山牛蒡を採集してみたいと考えております。

 秋田で見られるアザミ属の中でモリアザミは極めて稀との記録がありますので(北東北維管束植物分布図、2017)、最初にはモリアザミとの着想には至らなかったのです。ところが、開花が進んでくると、最初に考えたクルマアザミとは違っているし、それに、この近辺にはクルマアザミの基本種たるノハラアザミ(秋田では殆どがオオノアザミ)が全く見られないことなどからもモリアザミとして矛盾しないと考えたのです。来春には得られた種子を播種して山牛蒡を収穫したみようかと計画しております。


カタクリの開花までの年数

2022-04-16 15:40:44 | Weblog

 カタクリ栽培についての記載を見ると、どこにでも「播種から7〜8年経たないと開花しない」とありますが、5年目でも開花することもあり得ることを経験しました。
 
 最初に播種したのは2016年6月12日のグループでの観察会で仙北市玉川沿えにあるプレーパーク戸瀬に出掛けた折、カタクリの群生地では開花時期は過ぎていて種を付けているのが見て採集してきて、帰宅当日だったか翌日に(?)素焼きの植木鉢に播種し庭の植え込みの下に置きました。
 翌年、4月中旬には1cmほどの針状の芽が出ているのが見られ播種が成功したと知ったので、数日後に当時勤務していた職場近くの三種町石倉山公園に出掛けてカタクリの種を採集してきて播種しました(2017年6月?日)。

 その後も毎年4月になると出芽し、やがて小さな卵から楕円形の葉にまで成長するのを観察していたのですが、今年になって2016年播種鉢に一輪の花が開いているのに気付き、更に驚いたことには2017年播種鉢にも蕾を付けているのが見られました。


            2016年播種鉢(左)の花に気ついた4月8日には既に開花して時間が経過していて  
               花弁に損傷が見られましたが、2017年播種鉢 (右) では蕾がまだ開いていない状 でした。
          (なお、刻印日付は播種した日を示します) 

        
                    2016年播種鉢



2017年播種鉢

      2017年播種鉢にも最初の観察日より数日経過すると蕾が開きました。

  興味のあることは、何の鉢でも花を開くのは葉が二枚付けた株のみでした。

生育年数と葉の大きさとを比較したのが下の画像です。
 右端は庭で数年前から生育している”花を付けた謂わば普常、中央には2016年播種、そして、左端には2017年播種のカタクリの葉です。
 年を経る毎に葉の大きさが増しているのが分かりますし、花を付けた株の葉は他の株の葉より発育が良いということも知りました。


 以上の観察からカタクリは播種から7年以上生育しなければ開花しないとする謂わば定説は誤りで、条件さえ整ったら5年目でも開花すると知ったのです。

 


秋田で見られる寄生植物

2022-01-14 13:16:59 | Weblog

 

 寄生植物とは他の植物に寄生して栄養分を吸収して生育する植物せあって、寄生根と呼ばれる特殊化した根で相手植物(宿主)の組織に結合して栄養分を吸収する。
 葉緑素を持たず光合成によって炭水化物を自からでは合成しない全寄生植物群と、葉緑素を持ち光合成もする半寄生植物群とに分けられる。
 全寄生植物には寄生根と花以外の部分は退化したものが多く、葉は鱗片化して茎に密着したものが多いが、半寄生植物の多くは葉の退化は顯らかではなく、殊に、根に寄生したものでは寄生植物には見えないものもある。

 寄生植物は多くあるが、ここには秋田で見られるものにのみに限定して揚げる:

① ヤドリギ科:木の幹・枝の上で発芽して生育。 
  ヤドリギ  (半寄生)
  ホザキノヤドリギ  (半寄生)

② ヒルガオ科:池面で発芽、発根し、つるで他の植物に絡みついて寄生根を挿入。
  ネナシカズラ (全寄生)
  アメリカネナシカズラ (全寄生)

③ ビャクダン科:  
  カナビキソウ (半寄生)

④ ハマウツボ科:ほとんどが程度の差はあるも寄生性。
  ハマウツボ  (全寄生)
  オオナンバンギセル  (全寄生)
  コシオガマ (半寄生)
  エゾシオガマ  (半寄生)
  ヒキヨモギ  (半寄生)
  ミヤマママコナ (半寄生)  

ヤドリギ・ホザキヤドリ
               
                 ヤドリギ            田沢湖岸 




ホザキノヤドリギ

   ヤドリギ と ホザキノヤドリギ とが同じ木に寄生した珍しい情景



ネナシカズラ・アメリカネナシカズラ
             
            ネナシカズラ          三種町

              アメリカネナシカズラ       三種町


                 カナビキソウ            三種町

               エゾシオガマ           八幡平

            コシオガマ           三種町


                 ヒキヨモギ            男鹿

             ミヤマママコナ           岩谷山

                ハマウツボ            男鹿

               オオナンバンギセル          男鹿


秋田で見られる腐生植物

2022-01-11 19:09:23 | Weblog

 腐生植物とは葉緑体を持たず腐葉土の栄養を菌類を通して吸収する菌従属栄養植物である。以下の植物がその範疇に属する。
 
   ① ギンリョウソウ(ツツジ科) 直接菌類に寄生するか、間接に菌と樹木に寄
                生し 樹木が光合成で作った有機物を菌経由で
                      吸収する。

   ② アキノギンリョウソウ(ツツジ科)同じく菌従属栄養植物。

 ③ シャクジョウソウ(ツツジ科) キシメジ菌と菌根を形成して有機物を吸収する。

 ④ ツチアケビ(ラン科) ナラタケ菌と菌塊を形成して栄養物を吸収する。

 ⑤ オニノヤガラ(ラン科) ナラタケ菌から栄養物を吸収する。

 ⑥ ショウキラン(ラン科) 菌根を形成して栄養物を吸収する。

 ⑦ イチヤクソウ(ツツジ科)菌類を通して有機物を得る、腐生性の傾向がある。

   ギンリョウソウ           森吉山

  アキノギンリョウソウ         仁別

    シャクジョウソウ         象潟  

   ツチアケビ        房住山

  オニノヤガラ       八幡平

    ショウキラン         田代岱


秋田の金梅

2022-01-02 21:17:51 | Weblog

 



 秋田で金梅の名の付いた山野草はキンポウゲシナノキンバホームページをご覧ください)の他にバラ科キジムシロ属7種とダイコンソウ属1種がありますが、ここではこのバラ科8種の特徴について記載します。

        山地に生育        低地に生育
        ミヤマキンバイ       キジムシロ
        イワキンバイ        ヘビイチゴ
        エチゴキジムシロ      ミツバツチグリ
        コキンバイ         エゾツルキンバイ

 

・・・・・山地に生育・・・・・

ミヤマキンバイ

                                       秋田駒ケ岳

イワキンバイ

                                                  森吉山

エチゴキジムシロ

                                                  真昼岳

コキンバイ

                                                 御所の台

・・・・・低地に生育・・・・・

キジムシロ

                                                   森岳

ヘビイチゴ

                                                   森岳

ミツバツチグリ

                                                   森岳

エゾツルキンバイ

                                                 男鹿半島

花の比較
 バラ科キジムシロ属(コキンバイはダイコンソウ属)の花は全て酷似しており花弁は5枚、黄色い倒卵状円形で、先端がやや凹形でおり(コキンバイは尖る)、萼片も5枚、卵状披針形、先端が尖り、副萼片も広披針形で先端が尖るというのが基本的な形であって、種により若干の色ならびに形の違いは見られます。
                   

ぞの他
 葉の形と植物の全体像とが最終的な識別の決め手となってきます。