花好きじじい

花を求めて山野を歩き回っています。
花好きの皆さん花にまつわる話をお聞かせください。

エゾノリュキンカが満開です

2013-05-19 08:14:03 | Weblog

 今年の雪解けが遅かった為か野草の開花が全般に遅いのですが、早春、残雪の残っている時期に開花するエゾノリュウキンカが今ようやく満開になっています。
 

 秋田市街地から車で30分ほどの郊外の窪地の群生地は県道傍にあり、眼下に容易に見ることが出来ますが、車はほとんど関心を示さず通過してしまいます。
   


ヒメスミレ:芝生の迷惑な侵入者

2013-05-15 14:45:55 | Weblog

   ヒメスミレは人家近くに生える小型のスミレで、これまでにあまり見かけることはなかったですが、

    

    何故か数年前からの我が家の庭の芝生に侵入して繁殖しはじめ、抜いても抜いても年々増え続けて現在ではご覧の様に開花時には一面紫の絨毯に化してしまいます。除草剤を散布して一気に枯らしてはと我が家の女房殿が申されるのですが、山野草を愛する私としてはそれが忍びなくて放置しているというのが現状です。

               


タチツボスミレの仲間5種

2013-05-10 11:51:09 | Weblog

 今の季節では、野に各種のスミレが咲き競っていますが、ここには近くの草叢で撮影したタチツボスミレとその近縁の4種(オオタチツボスミレ、シロバナオオタチツボスミレ、ニオイタチツボスミレ、ナガハシスミレ)5種の写真を供覧します。

タチツボスミレ
  

オオタチツボスミレ
  

シロバナオオタチツボスミレ
  

ニオイタチツボスミレ
  

ナガハシスミレ
  

                                      
                 葉の比較                
 
 


我が家の放射能汚染状況

2013-05-04 15:03:20 | Weblog
 5月3~4日、福島県本宮市の長く無人にしてある実家に行き、自宅近辺の放射能汚染
状況を測定してきました。
 測定に用いたのは写真の様な玩具に等しい簡単な器機(Quarta-Rad社製 RD1706)
で決して正確とは云い難かもしれませんが、それでも一定の傾向というのが分りました。
           
 私の家がある地域は福島第一原発から直線距離で丁度50Km離れた場所に位置している
ため、避難勧告を受けるほどの高度汚染地区とはされていませんが、高い汚染地区が点在
しているため至る所で除染作業が進められています。
 写真の様な除染作業で集められた表土や木の葉を二重構造のコンテナバッグに詰められ
て置かれている光景が至る所で見かけられます。

 しかし、この様にして集められた膨大な除染廃棄物の最終的な行き場は未だに決まって
いないのだそうです。
 なお、私の家の敷地内での測定値は場所ごとに違いがあるのですが大凡0.8~1,7μSv/h
の範囲でした。
 この数値だけからすると、国が健康に影響を及ぼす危険性があるとする年間被爆量の
20mSvには達しないのですが、本当に大丈夫なのかというと確証がある訳ではありません。
 私の家と道路を隔てた牧草地は昨年6月に除染(ゼオライトを散布して覆土)したとされ
ていますが、牧草の生えていない所では0.7μSvとやや低いものの、牧草の茂った所では
1.2~1.5μSvと殆ど低下していないことから除染の効果もかなり懐疑的だと思われました。