2015-11-14「落ち葉の中に咲くカキツバタ」、2016-6-14「二度咲きカキツバタ」では秋田市
千秋公園のアヤメ園のカキツバタは6〜7月と10〜11月の2回開花すると書きましたが、今年
も10月に入ってから秋の開花が始まっているのを昨日(10月28日)観てきました。
開花が始まったばかりで多くはまだ蕾でしたが開花した4輪を並べてみました。
カキツバタでは不定期な狂い咲きが間々見られますが、毎年決まった時期に複数の花が開花
するものを狂い咲きとはされないと考えています。
2015-11-14「落ち葉の中に咲くカキツバタ」、2016-6-14「二度咲きカキツバタ」では秋田市
千秋公園のアヤメ園のカキツバタは6〜7月と10〜11月の2回開花すると書きましたが、今年
も10月に入ってから秋の開花が始まっているのを昨日(10月28日)観てきました。
開花が始まったばかりで多くはまだ蕾でしたが開花した4輪を並べてみました。
カキツバタでは不定期な狂い咲きが間々見られますが、毎年決まった時期に複数の花が開花
するものを狂い咲きとはされないと考えています。
私の職場近くにあまり手入れが行き届いているとは言い難い大豆畑があり毎年ヤブツルアズキ
が混じって生えることが分かっています。
今年、実の熟すのを待って種子えお採集してヤブツルアズキご飯を作ってみました。
大豆畑の中に生えたヤブツルアズキは葉が似ていて紛らわしいが通常の大豆の花が紫色なのに対
してヤブツルアズキの花はアズキと同じ鮮やかな黄色なので容易に区別することが出来ます。
黄色の花と未熟な緑色の長い豆果とが見られます。
豆果が熟してくると莢が暗紫色に変わり、はじけて暗灰白色の種子が飛び出してきます。
種子はアズキよく似た楕円形ですが小さく暗灰白色をしています。
種子を水洗して10分ほど煮沸しました。
これを、うるち米3 :もち米1 、少量の食塩を加えて炊飯器で炊き込みます。
炊き上がったご飯をよくかき混ぜました。
茶碗に盛ったヤブツルアズキご飯です。
アズキご飯と全く同じ食感でした。ご飯の色も炊きたてはご覧のようなくすんだ白色ですが、
時間が経っとアズキご飯のような淡紫色調を帯びてきます。
来年はヤブツルアズキを使ったおシルコ作りなどに挑戦してみます。
私の生活圏の至る所にタデ科の花々が見られあす。
10月9日晴天に誘われて朝からタデ科の花々を撮影して回りましたが、その中からサクラタデと
シロバナサクラタデの写真を並べてみます。
タデ科は湿地か水辺の土手などに群落を作りますが、 サクラタデやシロバナサクラタデも休
耕田とか耕作放棄田などに大群落が見られました。
開花期になると花被(萼片)の色から淡紅色のサクラタデの群落と白色のシロバナサクラタデ
の群落とが明らかに区別できます。
両種の草丈には殆ど違いはないのですがサクラタデの花序が垂れ曲がったものが多いのに対し
てシロバナサクラタデの花序は真っ直ぐ立ったものが大部分です。
サクラタデ
シロバナサクラタデ
花の比較
花被の色はサクラタデでは淡紅色で、シロバナサクラタデでは基本的に白色。
花被のサイズはサクラタデは5〜7mm、シロバナサクラタデでは4〜5mm
葉のサイズ
披針形で先端の尖った形は類似していますがサイズに差があります。
茎の中央部から切り取った葉を比較したのが下の画像です。
サデクサ 12〜15 x 1.5cm シロバナサデクサ 7〜12 x 1.0~1.5cm