花好きじじい

花を求めて山野を歩き回っています。
花好きの皆さん花にまつわる話をお聞かせください。

ヒツジグサ

2006-08-24 14:50:48 | 旧blog
 長い間探していた山野草が一度見つかるとその後立て続けに見つかるということはこれまでにもしばしば経験するところですが、今日出張先から戻る途中に道傍のジュンサイ沼を覗いてみたら、ここの土手にもアギナシが沢山咲いていました。この辺りではオモダカが優位なのは変わらないが、アギナシも少なくないように思われます。
 環境省の絶滅危惧種に指定されている植物は私の生活環境にはとても多いので山野を歩き回るのさえ気を配らなければならないほどです。
 ここのジュンサイ沼にはヒツジグサも沢山花を咲いていたので撮影してきました。背景の小型の卵円形の葉はジュンサイの葉です。大型で切れ込みのあるヒツジグサの葉はこの画面では出ていません。

メドハギ

2006-08-23 16:58:25 | 旧blog
私の生活圏で見た「ハギ」の名の付いた植物は11種になります。
 その大部分はマメ科ですが:ハギ、メドハギ、ハイメドハギ、ネコハギ、イヌハギ、イタチハギ、ヌスビトハギ、センダイハヂ、シナガワハギ、そして、マメ科以外では:ミソハギ、ヒメハギです。
 今日の昼休み職場の土手でハイメドハギの花を見つけて撮影しました。

アギナシ(つづき)

2006-08-21 14:34:19 | 旧blog
昨日約60Km離れた大仙市までアギナシ撮影に行ってきたと書きましたが、その後になって数日前私が職場の近くのジュンサイ沼にタヌキモの撮影に行った時にも沼の岸にオモダカが沢山生えているのなにげなく見てきたのを思え出し、今朝出勤の途上に沼に立ち寄って見たところ・・・・驚いたことに・・・・それは全部アギナシではないか!
昼食もそこそこに出かけて行って撮影してきたのは言うまでもないことです。
してみると、昨日遠方まで撮影に行ってきたのは全くの無駄骨だったのだろうか   
NO 昨日見てきたからこそ今日自信をもってアギナシだと分かったのです。

ところで、アギナシの名称の由来として他の人のホームページには「葉が出たばかりの若い時には顎が出ないことから」と書いてありますが、かなり大きく生育した葉でも顎の無い箆形があるのだからこの記載はちょっと違いますね。



アギナシ

2006-08-20 19:36:02 | 旧blog
藤原睦夫著「秋田県植物分布図」によると秋田県内でもアギナシが見られるとの記録があるため、今日は午前中それを求めて秋田市郊外の休耕田を探し回りましたが結局昨日掲示したオモダカしか見られませんでした。

それで、午後からはメールフレンドのホームページでアギナシを撮影したと書いてある大仙市郊外まで出かけて撮影してきました。
オモダカとアギナシとは花で区別出来ませんが、アギナシの葉は細く、そして決定的な違いはアギナシには箆形の葉が有るということです。ともあれ、作日も書いたように長い間見たことのなかったアギナシが見られてすっかり嬉しくなりました。

オモダカ

2006-08-19 17:51:49 | 旧blog
秋田には今日も無風の炎天が戻ってきました。
午前中、空港からの帰途、休耕田に群生したオモダカを見かけたので撮影してきました。
私は水田、休耕田でオモダカ、ヘラオモダカ、コナギなどを見ていますが、よく似たアギナシにはめぐり会ったことがありません。

タヌキモ

2006-08-18 19:28:28 | 旧blog
昨日までの炎天とはうって代わって朝から時々どしゃ降りで洪水警報まで出ています。雨の晴れ間をぬって職場近くのジュンサイ沼にタヌキモの撮影にいってきました。タヌキモはジュンサイ栽培農家にとっては厄介な雑草ですが、水面に顔を出した奇妙な模様のある黄色い小さな花は可憐です。

イヌハギ

2006-08-17 20:19:46 | 旧blog
炎天下の昼休み時間、職場近くの畑の土手で咲き始めたイヌハギを撮影してきました。
昨年8月下旬に偶然に見つけた時は花が殆ど終わっていたので今年こそはと待っていたところ、初夏に刈り取られてしまったのには落胆しました。それだけに、刈り取られた株から再び芽を延ばして決まった同じ時期に花を付けたのには驚嘆しました。
環境省によって絶滅危惧種Ⅱ類に指定されている希少植物ですが畑の所有者にとっては迷惑な雑草でしかないのですからそのうち消えてしまうでしょう。

ミソハギ

2006-08-15 20:08:42 | 旧blog
秋田は連日の猛暑で庭の草花も芝生もカラカラに干上がっていて、嘗て私が勤務していた西アフリカのナイジェリアの乾季のよです(もっとも、そこでは乾季には全ての落葉樹は葉を落として日本の冬景色のようですが)。

思い立って、猛暑の中を郊外までミソハギの撮影に行ってきました。子供の頃ミソハギの切花を持って祖母に連れられてお盆のお墓参りに行った記憶があり、ミソハギーお盆ー祖母という懐かしい連想が蘇えってきます。

ところで、ミソハギとエゾミソハギの2種がありますが、私の調べたところでは秋田市近郊では8割がミソハギのようです。

サギソウ

2006-08-14 19:20:35 | 旧blog
今年もサギソウの自生する湿地に撮影に行ってきた。
自動車が頻繁に通る県道傍のこの湿地には幸い盗掘されずに毎年咲いてはいるが、年毎に花の数が減っているように思われるのが残念である。
毎年8月中旬にここを訪れ、花が咲いているのを見て「今年も元気に生き残ってくれたね」と労いの声をかけている。
白い清楚な花は一輪でも綺麗だが、草むらに群生した花は大空に舞う鷺の群れのようで素晴らしい。
なお、この湿地にはミミカキグサ、ホサキノミミカキグサ、モウセンゴケ、サワギギョウなども群生している。

迎い盆

2006-08-13 19:38:52 | 旧blog
老人3人(私、老妻、超高齢義母)のお盆は退屈なのです。
郊外の休耕田に山野草を探しにでかけたが、目新しいものには出会うことも無し。
コナギ、チョウジタデ、アゼナ、コケオトギリなどを撮影して引き揚げた。
明日はサギソウの自生地にでも出かけようと考えている。