花好きじじい

花を求めて山野を歩き回っています。
花好きの皆さん花にまつわる話をお聞かせください。

ツリフネソウが咲いています

2016-09-19 18:43:00 | Weblog

  私の生活圏にはツリフネソウ科の咲く場所が数多くあります。敬老の日、その撮影に歩き回ってきましたので供覧しす。
  ここに供覧するツリフネソウ、キツリフネ、シロバナツリフネソウは花弁の色を含めた形質上の若干の違いはあるものの基本的には同一種ではないかと考えていますが、ツリフネソウとキツリイフネ、そしてシツリフネソウとロバナツリフネソウは殆ど同じ場所でみつかるものの、3者が一緒という場面には遭遇しませんでしたからシロバナツリフネソウはツリフネソウの変異種(アルビノ)とする考えも強ち否定できないのかも知れません。


  なお、シロバナツリフネの群生した場所とは別の場所で花弁が完全な無色ではなく紅色の斑点のある白花種も見つかりました。
   
  


ジュンサイ沼の厄介者:タヌキモ、ヒツジグサ

2016-09-05 14:44:24 | Weblog

 ジュンサイの若芽の収穫が済んだ沼では栽培農家の人たちによる沼周囲の草刈りとか沼の中に生えた雑草の抜き取りなどの作業が行われています。
 抜き取られた雑草は沼の土手にうず高く積まれたています。

 タヌキモには根が無くて水中に浮遊しているため取り除くのが容易だそうですが、ジュンサイと同じスイレン科で水底に根を張って伸びているヒツジグサを取り除くのはかなり難しいのだそうです。
 管理の手を抜くと繁殖力の強いタヌキモによってジュンサイが岸に押しやられてしまいます。

 
   


 両種とも先に三又の付いた竿を用いて絡め取るようにして取り除きますが、ヒツジグサ除去の際してはジュンサイにも可なりのダメージがあるそうです。
 ヒツジグサの繁殖力もジュンサイに勝るためジュンサイ沼にとっては大敵だそうです。

      
 


アサザが満開です

2016-09-04 13:15:39 | Weblog

 アサザの咲く湖沼は少なく環境省カテゴリでは準絶滅危惧に分類されていますが、秋田県では更に少なく絶滅危惧 Ⅱ類に分類されています。
 私の生活圏の嘗てのアサザの生息湖沼でも近年ヒシが旺盛に繁殖してアサザを駆逐してしまった所も数カ所あります。
 昨年、友人から教えて戴いて撮影に行くようになった大仙市の水路でも水面の大部分がヒシで覆われていてほんの一部分にアサザが生息しているという状態で、このまま何もしなければ数年内にはアサザが完全に駆逐されると懸念されます。
 花は8月28日にはまだまばらでしたが、9月3日にはほぼ満開の状態かと思われました。