私の生活圏にはツリフネソウ科の咲く場所が数多くあります。敬老の日、その撮影に歩き回ってきましたので供覧しす。
ここに供覧するツリフネソウ、キツリフネ、シロバナツリフネソウは花弁の色を含めた形質上の若干の違いはあるものの基本的には同一種ではないかと考えていますが、ツリフネソウとキツリイフネ、そしてシツリフネソウとロバナツリフネソウは殆ど同じ場所でみつかるものの、3者が一緒という場面には遭遇しませんでしたからシロバナツリフネソウはツリフネソウの変異種(アルビノ)とする考えも強ち否定できないのかも知れません。
ジュンサイの若芽の収穫が済んだ沼では栽培農家の人たちによる沼周囲の草刈りとか沼の中に生えた雑草の抜き取りなどの作業が行われています。
抜き取られた雑草は沼の土手にうず高く積まれたています。
タヌキモには根が無くて水中に浮遊しているため取り除くのが容易だそうですが、ジュンサイと同じスイレン科で水底に根を張って伸びているヒツジグサを取り除くのはかなり難しいのだそうです。
管理の手を抜くと繁殖力の強いタヌキモによってジュンサイが岸に押しやられてしまいます。
両種とも先に三又の付いた竿を用いて絡め取るようにして取り除きますが、ヒツジグサ除去の際してはジュンサイにも可なりのダメージがあるそうです。
ヒツジグサの繁殖力もジュンサイに勝るためジュンサイ沼にとっては大敵だそうです。