花好きじじい

花を求めて山野を歩き回っています。
花好きの皆さん花にまつわる話をお聞かせください。

フランスギク

2007-05-31 10:29:19 | 旧blog
フランスギク(通称マーガレット)は明治時代に観賞用としてヨーロッパ
から輸入したものが野生化したもので、荒地や道端の法面などに繁殖して
いますが、平地だけではなく、高山にまで繁殖しているのが見られます。
 
当直明けの早朝、宿舎近辺を散策していたら荒地にフランスギクが群生し
ていたので撮影しました。




ヤグルマソウ

2007-05-30 17:11:47 | 旧blog
快晴の朝。出勤の途上、ちょっと寄り道して墓地の土手のヤグルマソウ
撮影してきました。
数日前にはまだ蕾も固かったのですが、ここ数日暖かだったので満開でした。
この植物は樹下のやや薄暗い湿った場所に生えていて、なかなか良い花の写真
が撮れないのですが、東北に面したこの墓地の土手では早朝だけ日が射すので
ご覧のような写真が撮れます。
なお、普通庭に植えて鑑賞する矢車草と呼ぶ草花はヤグルマギクという別種
の植物です。




オオバキスミレ

2007-05-23 17:01:07 | 旧blog
平地で見られるスミレ類の開花で最も遅いのがオオバキスミレです。
今日は快晴だったので午前中の仕事を早めに切り上げ、近くの墓地に
出かけて撮影してきました。
この墓地は少し前まではカタクリ、キクザキイチゲ、スミレサイシンが群生
しており、それに毎年白花のカタクリも3株咲くので度々出かける馴染み
の穴場なのです。







アズマシロガネソウ

2007-05-19 18:32:54 | 旧blog
先週12日に白木峠に出かけた目的はユキツバキを観察することのほかに、
アズマシロガネソウを撮影することでしたが、36人での団体行動だったため、
ゆっくりと探す時間がなく帰ってきましたので、今日再度アズマシロガネソウだけを
探しに行ってきました。
渓流沿いの樹下の湿った処に生える見栄えのしない花ですが、比較的珍しく、私は
初めて見ることが出来ました。
ただ残念にも、今日は曇天だったため花は殆ど閉じていました。

 
 

ラショウモンカズラ

2007-05-17 11:21:55 | 旧blog
通勤路の国道13号線の真坂の道端の土手に毎年ラショウモンカズラ
が群生します。
今年も咲いているのを横目で見ながら通り過ぎていたのですが、今日の
昼休み撮影に行ってきました。
この植物は湿った樹下を好むため、なかなか満足する写真が撮れないの
です。
羅生門蔓なるおどろおどろしい名称が付けられたシゾ科の植物もよく見
ると結構可愛らしい花なのです。




タチツボスミレ(白花)

2007-05-14 21:05:36 | 旧blog
今、道端とか空き地などの至る所にスミレが咲いています。
最も多いのがタチツボスミレでスミレとかアリアケスミレなども目につきます。
里山ではオオバキスミレと、ナガハシスミレ、スミレサイシンなども咲いています。
 
ここに載せた白花のタチツボスミレは私の通勤路の傍の墓地で見られたものです。
タチツボスミレには間々白花が見られますが、この墓地のように群生しているのは
大変珍しいので載せてみました。
なお、下の写真は何処にでも見られるタチツボスミレです。




マツバウンラン

2007-05-14 11:53:35 | 旧blog
 数年前から我が家の芝生に進入してきた見たことのない雑草が、今年は更に
数を増やして沢山の可愛いらし小さな花を付けました。
 図鑑で調べてもなかなかこの植物の名称に行き着かないので、そんな場合
いつもするようにoNLINE植物アルバム~これ何・掲示板~に写真を載せて尋
ねたところ、数時間して返事があって、帰化植物マツバウンランであると教
えて戴きました。
 ウンラン(海蘭)は秋田の海岸の砂地でよく見られる植物であり、よく似た
ホソバウンラン(細葉海蘭)も海から離れた内陸の阿仁地区で見ていますが、
そのどちらとも似ても似つかないこの植物をなぜウンランの名を付けたか分か
りません。



                 ウンラン

                 
                 ホソバウンラン

ユキツバキ

2007-05-12 20:25:44 | 旧blog
今日、今年最初の山歩きは秋田藩ー南部藩を繋ぐ交易路の白木峠を歩き、
ユキツバキの撮影をしてきました。
峠の頂上の標高は610mとそれほど高くはないのですが、細い古道は歩き
難く、最初の山歩きとしては結構の足慣らしとなりました。
ユキツバキと平地で見るヤマツバキ(ヤブツバキ)との違いは樹形は低く
地面に倒れかかるように広がることです。

花の違いは、
(右:ユキツバキ)花弁は薄く、水平に開き、雄蕊は短く、花糸は黄色
(左:ヤマツバキ)花糸の下端が合着して白い筒状

葉の縁の鋸歯はヤマツバキで粗い

オオバナノエンレイソウ

2007-05-08 16:06:35 | 旧blog
連休最後の日の6日に秋田駒ケ岳の登山口の田沢湖高原まで下見に行って
きましたが、この時期山には残雪があって登っている人も少ないようでした。
途中、ミズバショウの群生地として名高い刺巻湿原に立ち寄ってみました。、
ミズバショウの花は終わっていましたが、オオバナノエンレイソウ
満開でした。

秋田ではミズバショウはそれほど珍しいものではなく、あちこちの里山で
見られますが、白花のこの延齢草は秋田県ではここだけでしか見られない
極めて珍しい種なのです。 しかし、多くの観光客はミズバショウだけしか
見ず、大柄で派手なミズバショウに比べたらずっと地味な延齢草などには
目もくれないのです。