2015−07−08『ミズバショウの種』ではミズバショウから種を採取して植木鉢に播いたと書きましたが、ここではその後の経過を書いてみます。
2015−07-06
前のブログでも書いたように、十分に熟して崩れかっかた集合肉穂から種を採取し、半分は肉穂からもぎ取ったままの種、他の半分は付着した果肉を取り去った種とを別々の植木鉢の湿らした培養土の上に並べて土で覆わず,ナイロンの袋で包んで保湿した状態で発芽するのを待ちました。
2015−07ー29
ようやく発芽し始めましたので、数日間は発芽率を調べつため覆土せずに観察し、その後軽く覆土して定着させました。
発芽率は果肉を付着させたまま播いたものでは果肉を取り除いて播いた種より著しく劣るだけではなく、その後の生育にも歴然とした差が出てきました。
2015−10ー26
10月末になると葉は枯れはじめ、11月に入ると完全に萎縮します。
鉢は湿度を保ち、凍結しないように涼しい室内に置き越冬させます。
2016−04−21
3月になると芽が出て、ゆっくりと葉が広がってきます。
今年3月初旬に再び芽を出してからまだ1ケ月しか過ぎていませんので葉は伸びていませんが、成長スピードが緩慢で、成長したにしても今年中にはそれほど伸びるとは思われません。
多分、花をつけるまで成長するにはあと何年かを要するものと思われますが、開花したらまたこのブログに載せたいと考えております。