花好きじじい

花を求めて山野を歩き回っています。
花好きの皆さん花にまつわる話をお聞かせください。

白花カタクリ

2013-04-26 14:53:53 | Weblog
 私の職場の近ではミズバショウカタクリとは随所で見られるためあまり注意して見ることもありませんでしたが、今日の昼食後の休憩時間に撮影してきた2個所(墓地と雜木林)で偶然にも白花カタクリ数株に巡り合うことができたので載せてみます。
 白花カタクリは秋田でしばしば見られるアルビノのようで、何方かがブログで書かれていたようなカタクリ10万本から1万本に1本の頻度で出現するという根拠の無い数字は少なくともここでは当たらないのです。


    

赤神神社五社堂

2013-04-24 05:57:50 | Weblog
 4月21日(日)小雨降る肌寒い中を男鹿半島赤神神社五社堂まで登ってき
ました。
 門前に車を駐めて長楽寺のひどく荒れた石段を登り、そこから伝説では、
鬼が一夜で築いたとされる999段の石段(自然石を敷き詰めたスロープ)を
登って五社堂を拝観した後、社殿周辺の雑木林に群生したカタクリを撮影して
帰りました。

 国の重要文化財にも指定されている五社堂は宝永6年(1709)に造営され
たものを平成10~13年までに補修された由緒ある寺社建築だそうです。


 誇大表現として999段としたのでしょうが、雨で濡れて滑りやすくなった
石段を標高180mの五社堂まで達するのは結構大変で、観光客もここまで
登って来る人は少ないと聴きました。
 ことに、21日の天気予報では雨だったこともあり一人の観光客にも遭遇
しませんでしうた。


五社堂周辺の雑木林にはカタクリが群生していました。








トリカブト塊根

2013-04-18 17:15:44 | Weblog
 キンポウゲ科のトリカブトニリンソウは林間とか樹下の湿地に生育し、掌状に深裂した
葉が似ているため猛毒トリカブトの葉をニリンソウの葉と間違いて食べて激しい中毒症状を
起こして中には死亡する例もある。
 秋田の各地で見られるオクトリカブト(左)とニリンソウ(右)とは根部を見ればその違
いは歴然としている。
 ニリンソウの根は棒状の根茎であるにのに、トリカブトの塊根は紡錘形(烏頭)で長い髭
根の先に球塊(付子)を付けたものもある。

  

キバナノアマナ

2013-04-13 20:01:32 | Weblog
キバナノアマナは秋田では準絶滅危惧種に指定されている稀な山野草です。
晴天ながらやや肌寒い今日(4月12日)午後、秋田市八橋(やばせ)の日吉
八幡神社の境内に群生するキバナノアマナの撮影に行ってきました。
予想した通り、境内一杯を埋め尽くすように群生した満開の花の中に踏み入
るのも憚られるほどの見事さでした。