花好きじじい

花を求めて山野を歩き回っています。
花好きの皆さん花にまつわる話をお聞かせください。

ホトケノザとシロバナタンポポ

2009-03-23 20:06:58 | Weblog
 19日より22日にかけて福岡→大分→熊本→長崎と九州北部の観光旅行をしてきました。
 福岡空港前の観光バス乗り場で周囲の空き地に生えている雑草を観察すると、一面にホトケノザが花を付けているのが目につきました。その後上記の各地を巡っているうちに秋田では滅多に目にすることのないホトケノザは何処にでも咲いていました。その代わり、秋田では何処にでも繁茂しているヒメオドリコソウは全く見つかりませんでした。
         
         

 それに、驚いたことに、秋田では見たことのないシロバナタンポポが何処にでも見られたことです。帰宅して図鑑を調べたところ、シロバナタンポポは関東以西、ことに九州に多く、シロバナタンポポのみの場所もあると記載されていました。
         
         

蕗の薹料理

2009-03-14 17:04:04 | Weblog
 早春の秋田では蕗の薹が至る処で見ることができ、県花にも指定されています。だが、何処ででも採集出来るこの花をこの地の人は好んで食べるという習慣はないよう思われます。他県人である私はこのほろ苦い早春の味が大好きで毎年4~5回嗜んでおります。
 調理法ですが、お決まりのお浸しにして他の葉菜に混ぜてたり、蕗味噌にしたり、そして天婦羅にしたりして食べています。
 数日前、職場で蕗の薹料理の話をしていた折、女性職員の一人がカツレツのようにパン粉をまぶしてフライにしてら美味しいと教えてくれましたので、定番から新しい調理法に挑戦してみることにしました。


       群生する蕗の薹の中から大ききめのものを選んで採集しました


      リードペーパーに挟んで押し潰してます


      フラワーを塗して卵に漬けパン粉を塗すのはトンカツと同じです


      サラダ油で揚げて出来上がり

 食後の感想:嗜好は個人で違いますから一概には言い難いのですが、フライにすれば蕗の薹本来の薄苦い風味が失われようで私自身ではあまり好みではありません。
 私には「あきたこまち」の炊きたての御飯に蕗味噌をのせて食べるのが最高です。

ウバユリの繁殖

2009-03-04 09:27:54 | Weblog
 ユリ科の植物を殖やすには種子、鱗茎(球根)、稀なものとして球芽(むかご)からとなっていますが、ウバユリ、オオウバユリでも種子からの繁殖には開花まで5~6年を要するため娘鱗茎からの繁殖が短期日でしかも確実のようです。
 ウバユリとオオウバユリの種子の出芽から開花までの経過を比較する目的で昨年暮に採集してきた種子、娘鱗茎を大きなプランターを使って実験を始めました。
 勿論、成功したにしてもその結果は数年後にしか出ないのですが、ここに採集してきたウバユリの果実と種子、そして娘鱗茎の写真を載せました。これと殆ど違わないオオウバユリの果実、種子、娘鱗茎、それに比較のため
ヤマユリの種子、鱗茎も準備しました。


    
   果実の中に白銀の膜に包まれた種子が600個以上積み重なっている


              
                   娘鱗茎は一株に3~4個出来ている


  (aoiさんのブログに数回コメントをお送りしようと試みたのですが、いずれも拒否?されてしまいます。)