私の職場の近くにあるカタクリの群生地には白花カタクリの咲くことを以前から知って
いましたので今年も開花の最盛期ととなる昨日の昼休みにこの場所を覗いてみましたら、
例年にも増して白花が沢山目につきましたので時間を忘れて撮影しまくり、白花14株と
淡紅紫花9株を撮影することが出来ましたのでその全てを供覧します。
3~5hrもある山の斜面一面にカタクリが群生していますが、
白花株の見られるのは限られた1区画です
花弁が濃紅紫色で葯が濃紫色のものが殆どですが、花弁が白色
で葯が黄色、花弁が淡紅紫色で葯が黄色のものとが混じってい
ました
一株に2枚付いた葉の斑紋は濃紅紫色花弁のものでは暗褐色、
白色花弁のものでは斑紋が無いかかすか痕跡的で、淡紅色花弁
のものでは淡褐色でした
白花カタクリは極めて稀なアルビノで10万株に1株 くらいの頻度でしか見られ
ないと全く根拠のない数値を挙げている記載が多いのですが、私はこれまでにも1~2
本ずつなら数カ所で見ておりますのでそれほど稀なものとは考えておりません。
しかし、同じ場所で複数本見るというのは初めてですし、しかも不完全なアルビノ
と見られる淡紅紫(ピンク)色花弁のものも多数見られたことは驚きです。