衆議院議員選挙の立候補者が今日午後5時に締め切られる。希望の党代表の小池百合子東京都知事は、今現在でも立候補の届をしていない様子なので、ほぼ、立候補しないだろうが、まだ3%位は分からないか。
今回の選挙は、従来比10議席減の465議席が争われる。小選挙区289議席、比例区176議席になる。
ところで、今回、民進党の前議員や新人、元議員が希望の党、立憲民主党、無所属に3分裂して立候補する。
この中で、民進党の主要な政策だった憲法改正、安全保障法制反対については、継承する党は立憲民主党だけで、希望の党は、憲法も安全保障法も容認する方向だ。無所属での立候補者は継承するのか、考え方を変えるのかそれぞれ異なるだろう。
そこで困るのは、民進党が示していた憲法改正、安保法制反対の意思を投票によって示したいとしても、小選挙区に、立憲民主党の候補者が居ない区が200以上もあることだ。
それならば、同じように憲法改正、安保法制反対を打ち出している共産党に入れれば良いではないかという考え方もあるが、それはそれで簡単に割り切れるものではない。
もちろん、比例区での意思表示はできるが、小選挙区では入れる候補者がいない。となると若しかしたら、白票や無効票を投ずるか、投票用紙の持ち帰りもあるかも知れない。
投票用紙の持ち帰りは立会人にばれてしまうので、白票を投じるか無効票を投じる人が、いつもの選挙に比べ格段に多くなるような気がする。「関連:10月09日」