正さん日記

世の中思いにつれて

強いトランプに影。ヘイリー氏撤退も共和党の一枚岩に結びつかず

2024-03-07 11:06:34 | 世界

 アメリカ大統領選挙の中盤の山場「スーパーチューズデー」が終わり、共和党ではヘイリー元国連大使が撤退を表明して、いよいよ11月5日に行われる本選挙は民主党が現職バイデン氏が2期目を目指し、共和党は怪物トランプ氏が帰り先を狙って熾烈な戦いが展開されそうだ。

 バイデン氏は81歳の高齢、トランプ氏もバイデン氏より4歳若いだけの77歳と高齢者同士の戦いだが80を超すと4歳違いでもバイデン氏の方が事たてて高齢をあげつらわれている。

 バイデン氏は高齢のリスクと、イスラエルのガザ侵攻で割を食っており、トランプ氏は何故か余り年齢のことは言われないが、あの破天荒な振る舞いと、4つの罪を抱えた裁判リスクがべったりくっついている。

 どちらへ投票するかの世論調査では、今のところ、2~3%トランプ氏の方が上回っているが、いざ本番となるとそう簡単にトランプ有利とは言えないようだ。

 専門家が、特に指摘しているのは、「スーパーチューズデー」でトランプ氏が全勝できずバーモント州で負けたこと。ヘイリー氏の得票が予想以上に多かった州が幾つかあったことから、共和党内は一枚岩になっていないことが露呈したことだ。

 殊にバーモント州は共和党党員外でも投票ができ、不動票がヘイリー氏へ多く流れたことが想定され、この不動票が、本番では、共和党内の反トランプ票と合わせバイデン氏に有利に動く可能性があるのではないかという見方だ。

 加えて、経済情勢もそんなに悪くなく、やはり現職の強みがバイデン氏にあることも考え合わせると、「モシトラ」の可能性は厳しいという見方が出ている。「関連:3月6日

 

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