アメリカ大統領候補を選ぶ予備選挙で、民主党はクリントン氏、共和党は不動産王のトランプ氏が他候補を大きく引き離している。
この分でいくと両候補が11月の本選で争うことになる可能性が高いと見られている。クリントン氏は、一時は革新派のサンダース氏に接近されていたが、黒人の多いスーパーチュースデーの10州でサンダース氏を引き離し、本命としての立場を取り戻した。
一方、トランプ氏の勢いは止まらず、共和党の実力者が支持する姿勢を見せる反面、元大統領候補者のロムニー氏などが同氏の過激性などを批判、党主流派も何とかトランプ氏の勢いを止めようと、当初は目もくれなかった超保守派のクルーズ氏をトランプ氏よりましだとばかり応援する構えだ。
クリントン氏は、スーパーチュースデーで一息ついたところで、早くも本選でトランプ氏を迎え撃つための態勢づくりに入ったとのことだ。
アメリカ社会が、移民の受け入れなどを断り、経済的にも中国はいざ知らず、日本をも敵視している過激派のトランプ氏を受け入れるとは思えないが、今の勢いの潮流がこれからも続くとなると、本選でも侮れないとの見方も出ている中で、アメリか初の女性大統領を狙うクリントン氏とどのような対決が待っているのだろうか。「関連:2月25日」
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