正さん日記

世の中思いにつれて

ロシアを助ける中国。プーチン大統領が中国を訪問

2024-05-18 10:46:38 | 世界

 五期目の大統領就任セレモニーを済ませたロシアのプーチン大統領は、就任後最初の外国訪問として中国へ行き習近平国家主席と会談した。

 プーチン氏は、2023年に国際刑事裁判所から逮捕状が出されているが、中国は未加入のため逮捕する義務はなく、プーチン氏としては数少ない訪問のできる大国だ。

 しかし、プーチン氏がウクライナ侵攻をいかに正当化しても訪問ができる国が限られていること自体が侵攻の不当性を証明している。

 習主席は、先にモスクワを訪問しているので、そのお返しという意味もあるとは思うが、何といっても西側から経済制裁を受けている中で、中ロの輸出入が拡大していることはプーチン氏にとって中国は神様仏様習近平様と言った有難い存在だ。

 しかも、中国からの輸入物資の中に、軍事目的に使用できる部品が紛れ込んでいる模様であり、中国は間接的にロシアのウクライナ戦争に加担していることになる。

 この状態では、欧米などがロシアに対しいくら経済制裁を科しても糠に釘の状態で、多くの犠牲者やインフラの破壊を伴う不当な侵攻を長引かせるだけだ。

 習主席は、先にフランスなどを訪問、素知らぬ顔でマクロン大統領とウクライナ侵攻の早期解決の必要性を表明しているが、空々しいさもいい加減にして欲しいと言わなければならない。

 国内の安定を理由に、ウイグル族など国内の少数民族を迫害している習主席は、ものの考え方は自国のためなら何でもやりたい放題のプーチン大統領と顔の違う双子同然と言っても良い。「関連:2月24日

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« リニアのトンネル工事。川勝... | トップ | 四面楚歌の岸田首相。内憂外... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

世界」カテゴリの最新記事