エンゼルスの大谷翔平が19日朝(日本時間20日)、ロサンゼルス市内の病院で右肘手術を受け、成功した。球団と同選手の代理人ネズ・バレロ氏が発表した。
執刀医はメジャー1年目に右肘内側側副じん帯の再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた時と同じニール・エルトラッシュ医学博士。損傷した箇所は5年前とは異なると発表されている。
エルトラッシュ博士は、「問題点を修復し、健康なじん帯を補強する一方で、肘の寿命を考慮し生存可能な組織を追加した」と説明した。
同博士は「完全な回復を期待し、2024年の開幕日には何の制限もなく打てるようになり、2025年には投打両方をできるようになるでしょう」と二刀流復活にお墨付きを与えた。
大谷の治療については、何通りかの可能性が想定されていたが、やはり、二刀流には足掛け2年掛かるトミー・ジョン手術の再執刀だった。
手術医が、再来年の二刀流にお墨付きを与え、肘の寿命を延ばすための追加処置をしたとのことなので大いに期待したい。
ただ、この手術とは別に、ちょっと気にかかるのは、大谷としての最終盤に痛めたという脇腹の損傷の内容と治療がどうなっているのかと言うことだ。
この点の報道がないが、来季当初から出場可能だとする打者として影響が残らなければ良いと思う。「関連:9月18日」