正さん日記

世の中思いにつれて

菅義偉前首相、岸田首相の派閥会長兼務に異議。何か思惑か

2023-01-12 11:40:46 | 政治

 このところちょっと目立っているのが菅義偉前首相の動向だ。岸田文雄首相の派閥会長兼務を批判、消費税について私見を示すなどにわかに存在感を高めている。

 確かに、このところ歴代首相は、派閥から一時離脱しており、会長を務めている人は居ない。ただ、それが自民党の不文律になっているわけではないと思うので、敢えていちゃもんをつけるのはやっぱり菅氏に何か思惑があるのだろう。

 岸田氏に次ぐ総裁(首相)候補が見当たらない中で、一部で菅氏の再登板を求める声があるらしいが、今のところ菅氏はこれに乗るという動きを見せていないようだ。 

 恐らく、菅氏自身は首相を経験したが散々な結果でもうこりごりしているのではないかと思うのだが、周りから再登板の声を聞けば悪い気にはなれず、政治家である限りもう一丁と勘違いしてしまうことはあり得るだろう。

 また、安倍晋三元首相が居なくなって、安部、菅コンビの片割れともなると周りも一種のノスタルジアを覚え菅氏に目を向けることはあり得る。

 あの安倍氏の国葬の際、友人代表として読んだ弔辞が一部で高い評価を受けたという報道もあった。しかし、あの弔辞もどっかで聞いたようなウソっぽいところを感じた人は少なくなかったのではなかろうか。

 まだ、現代進行形の話で、菅氏の長かった安倍氏とのコンビにより、官僚の忖度が横行、正に行政を歪ませている。その罪は重いものがある。

 また、最近、指摘されているのが「ふるさと納税」による自治体同士の弊害だ。ふるさと納税で喜色満面の自治体がある一方、ふるさと納税による減税が多額に上る自治体は予算執行面でかなり苦労しているようだ。このふるさと納税の発案者は菅氏と言われている。

 まあ、菅氏が総裁(首相)に再登板することは自他ともにないとは思うが、盟友安倍氏がそうだったように「夢よ再び」と飛び出てくる可能性も無きにしも非ずとも思う。

 

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