ある日の私の夕食、ヨクできたので右上のコップに入っているものは甘酒です。ごはんはこの日は玄米が残っていたので、それを中心に、白米を足しました。
完食です。
小学1年生の孫が帰省してくるので、どの様に食事を教育すべきかを考えていたら、「3・1・2弁当箱法」って言うのが出てきました。
「「3・1・2弁当箱法」 | NPO法人 食生態学実践フォーラム
「3・1・2弁当箱法」って何? どう考えて、作るの? 食事(1食)に「何を、どれだけ食べたらよいか」のものさしです. 1食の量を身近な弁当箱で決め、その中に主食・主菜・副菜料理を3・1・2の割合に詰める食事・食事づくり法なので、「3・1・2弁当箱法」と名づけまし ...」
私が、この正しい食事を考える会」のブログで何度も書いてきたものです。
私は3・2・1と多い順から書いたりしてきましたが、こう言う組織があるのなら、その呼び方は3・1・2と合わせたいと思います。
このブログを見たら「出典:NPO法人食生態学実践フォーラムHPより 」と有りました。
それを検索すると
「NPO法人 食生態学実践フォーラム
「3・1・2弁当箱法」 | NPO法人 食生態学実践フォーラム
ブログ・会員の活動報告 更新情報 - NPO法人 食生態学実践フォーラム
教材・刊行物のご案内 | NPO法人 食生態学実践フォーラム
研修会・セミナー | NPO法人 食生態学実践フォーラム
そして、http://shokuseitaigaku.com/2014/bentobakoを検索すると下記の内容が出てきました。
そして、私の主張している食卓は「ごはんと一汁三菜とお茶」、主食、主菜、副菜は3・2・1と言う主張も「お茶」を除けば一致しています。
ただし、私は「日本人にとっての正しい食事」と言う面から考えています。
また、食事には「食事とはとは何か」を考え、その「食事の教育」が成されなければならないこと、それが「食事教育」であり、「食育」であるという主張、また、「食には原則がある」という主張も食生態学には見られないようですので、今後提案をして行きたいと思っています。
私のこの「正しい食事を考える会」のブログは平成9年に始めていますし、3・1・2弁当の冊子も作成しています。
当面、食生態学の活動を勉強したいと思います。
「ホーム
「3・1・2弁当箱法」
「3・1・2弁当箱法」って何? どう考えて、作るの?
食事(1食)に「何を、どれだけ食べたらよいか」のものさしです
1食の量を身近な弁当箱で決め、その中に主食・主菜・副菜料理を3・1・2の割合に詰める食事・食事づくり法なので、「3・1・2弁当箱法」と名づけました。
英語名は The 3・1・2 Meal Box Magic です。
※図1の印刷用データはこちら
次の「5つのルール」を守って食事を準備すると、めざしたエネルギー量で、かつ主要な栄養素がバランスよく組み合わさった、おいしい健康な1食ができあがります!
「3・1・2弁当箱法」5つのルール
- ルール1 自分に合ったサイズの弁当箱を選ぶ
- ルール2 料理はうごかないように、しっかり詰める
- ルール3 料理の組み合わせは、主食3・主菜1・副菜2の容積比(表面から見ると面積比)に
- ルール4 同じ調理法のおかずを重ねない
- ルール5 何よりも大切なことは、おいしそうで、きれいなこと
「3・1・2弁当箱法」の開発のねらいは? コンセプトは?
①“わかりやすい、使いやすい、みんなで共有しやすい食事のものさしがほしい”という期待に応える、新しい発想のものさしです
1970年代の後半に、“何をどれだけ食べたらよいか”わからない、頭で分かっているが実行できない、家族や仲間もいっしょに実行したいのにできない等の悩みを持つ人々や専門家の願いに応えるための検討が始まりました。
②「食生態学」の研究と実践による科学的根拠を作りつつ、
育てられました
地域に生活する人々の食の営みを構造的に明らかにし、生活や地域の特徴を活かした食生活のあり方とその実践の方法を見出そうとする「食生態学」の目的や方法を使って、研究開発をすすめてきました。
「食生態学」実践と研究の仲間たちがそれぞれの活動の場で、「3・1・2弁当箱法」を基にした食事・食事づくりの学習者(子どもから高齢者まで、病気や障害を持っている人々も含む)の協力を得て、生活実験や地域活動実験を重ねてきました。さらに、食生活の歴史的事実や食の理論的研究成果を組み合わせた人間や地域重視の研究方法が特徴です。
③コンセプトはわかりやすく、実行しやく、みんなで共有しやすいように
- 日常生活と同じに、「全体から部分へ」、そして全体へと考えをすすめる。
- 計量器を使う重量重視でなく、目で確認できる「容量・容積」で把握する。
- 行動変容のゴールや評価がしやすいように、行動を一回単位でとらえる。
だから1日単位でなく、「1食単位」で。
- 目に見えない栄養素の選択法(栄養素選択型栄養・食教育)や直接扱う人が少ない食材の選択法(食材料選択型栄養・食教育)でなく、食事の時の食物の形態である「料理の選択法(料理選択型栄養・食教育)」を基本にする。
④日本人の食生活の知恵と栄養学等の研究成果を
食生態学の枠組みで統合しました
日本の食生活の歴史の中で育ってきた食事づくり法の知恵の一つ、「“主食・主菜・副菜を組み合わせる」と栄養学等による「食事量や栄養素のバランス」の研究成果を、地域やくらしを活かした食事・食生活を重視する「食生態学の枠組み」で統合した、新しい発想のものさしです。
「3・1・2弁当箱法」を基にした食事・食事づくり法には
どんなメリットがあるの?
①食事の栄養面、味の面、健康面、食行動や食生活面、食環境面等、「人間・食物・地域の関わり」のさまざまな面のアップ、さらにこれらの関係(循環)のアップにつながります
●栄養面
「5つのルール」を守って準備した食事は、結果としてめざしたエネルギー量で、主要な栄養素がバランスよく組み合わさった1食になる理由を知ることができます。
主食、主菜、副菜料理別に図の上から、食材の組み合わせのバランスがよい、栄養素の組み合わせのバランスもよいことがわかります。主食・主菜・副菜料理がそれぞれを構成する食材、その中に含まれている栄養素構成の特徴を出し合って、食事全体として、めざすエネルギー量(kcal)で主要栄養素が勢ぞろいしてくるのです。
●味の面、健康面、食行動や食生活面、食環境面
「食生態学」実践と研究の仲間たちがそれぞれの活動の場で、「3・1・2弁当箱法」を基にした食事・食事づくりの実践と研究をすすめてきました。その結果、さまざまな効果があること(科学的根拠)が明らかになっています。ここにあげた内容はその一部です。
これらの結果、めざしたエネルギー量で、主要な栄養素がバランスよく組み合わさった、おいしい1食、しかも食料自給率が高い健康な1食を食べることができます(図1)。
②毎日、こうした食事を準備し食べることは、ライフスタイルや地域・環境の特徴を活かして、“何をどれだけ食べたらよいか”を考え、実行する力「食事力・食生活力」アップにつながります
毎日・毎食に、ぴったり食事を準備し、食べることは、一人ひとりの健康状態・食嗜好・食知識や食事観の形成に良好な影響を及ぼすことがわかっています。そして、これらが次の食欲の方向に影響を及ぼします。「3・1・2弁当箱法」を基にする食事を食べることは、栄養面、味の面、健康面、食行動や食生活面、食環境面の全体にとって良好な方向に次の食欲が生まれてゆくことになり、「食べる」と「食欲」の好循環を作って行くことになります(図1)。
③食や食育のゴールである“ひとり一人の健康・生活の質(QOL)と環境の質(QOE)のよりより共生へ”へとつながっていく可能性を持っています!
栄養教育・食教育・食育は次のように定義され使われています。
わかりやすい、使いやすい、みんなで共有しやすい特徴を持つ「3・1・2弁当箱法」を基にする食事・食事づくりは、生活者と専門支援者が協力し合って、このゴールへと食事・食生活をすすめていくことができると、期待します(図1)。
「3・1・2弁当箱法」のコンセプトを活かす、
5つのルールをふんだ1食の作り方
「3・1・2弁当箱法」は、5つのルールをすべて活かすことで、おいしくて、適量で、バランスのよい1食の食事・弁当を整えることができます。
5つのルールの基準と、5つのルールと栄養素構成との関連を述べます。
ルール1:自分に合ったサイズの弁当箱を選ぶ
自分に合ったサイズの弁当箱は、個々人によって異なり、体格や健康状態、ライフスタイル等を考慮して決定することにります。食事摂取基準に準拠し、1日のエネルギー(kcal)の1/3を1食の適量とし、そのエネルギー(kcal)と同じ絶対値のサイズ(容量、ml)の弁当箱が自分に合った(適正)サイズです。
例えば、1日1800kcalが適量の人の場合、1食は600 kcalですから、600mlの弁当箱が適正サイズとなります。
ルール2:料理が動かないようにしっかり詰める
弁当箱に詰める1食分の食物量(料理量)は、ふたをしたときに料理がつぶれない高さに、すき間がないように詰まっていることです。これは、弁当箱の容量(ml)の絶対値の60%以上(理想的には70%を目安に)の食物量(g)が詰まっていることです。60%では、料理の間に箸を立てると少し寄せることができ、すき間ができます。70%では、料理はほとんど動きません。また80%では、ふたで料理がおさえられ、ごはんがつぶれてしまいます。
ルール3:料理の組み合わせは、
主食3・主菜1・副菜2の容積比に(上から見れば面積比に)
主食・主菜・副菜料理は、主となる食材料が異なるので、栄養素の構成が異なるのはもちろんですが、味わいや色合いもちがってきます。これら3種の料理とその組み合わせ、それらの容積比で、栄養素構成面やおいしさのバランスが図られます。
ルール4:同じ調理法のおかずを重ねない
調理法が重ならないように、油脂使用量の多い料理・食塩の使用量の多い料理に注目し、これらは1品までとします。調理法を重ねないことで、味のバランス、食事全体のエネルギー量や食塩量のバランスが取れ、1食の量が適正になります。
- 油脂使用量の多い料理は、炒め煮、揚げ煮を含め、炒め物、揚げ物、マヨネーズ等をたっぷり使用したサラダに注目し、食材料に対して油脂使用量が約8%以上
- 食塩使用量の多い料理は、漬物や佃煮に注目し、食材料に対して食塩使用量が約2%以上
としています。
ルール5:何よりも大切なことは、おいしそうできれいなこと
「おいしそうできれいなこと」は、見て、香りをかいで、これまでの体験も含めた心象、食物観も動員して感性的、総合的に評価するものです。このことで食べる幸せを実感し、食欲も増し、心身の健康づくりに効果的になります。
5つのルールをすべてクリアにする
5つのルールすべてをクリアした食事・弁当は、おいしそうで、適量で(全体量もしっかりあって)、栄養素等摂取構成や栄養素間のバランスもよく、食事全体として相対的に良好になります。
これまで「3・1・2弁当箱法」を用いた学習支援の経験から、ルールの活用で難しい点は、ルール4と5です。これは、「3・1・2弁当箱法」による食事・弁当づくりを3回実践することで、うまくいくようになります。
1)足立、針谷著:3・1・2弁当箱ダイエット法 群羊社(2004)
2)針谷、足立著:1食単位の食事構成法「3・1・2弁当箱法」の妥当性に関する栄養素構成面からの検討、名古屋学芸大学健康・栄養研究所年報第6号p33-56(2014)
「3・1・2弁当箱法」ロゴマークができました!
当フォーラムでは、この度、「3・1・2弁当箱法」を広く正しく共有し、活用できるようにと、理論と実践のシンボルとしてロゴマークを作成しました。
2種類作成し、それぞれカラーとモノクロ版の計4種を目的に応じて活用できるようになっています。
一つは、「3・1・2弁当箱法」の活用目的である“からだ・心・くらし・環境に健康な1食”の標語と「3・1・2弁当箱法」を具体化したイラストです。
もう一つはイラストのみです。
イラストは、1食当たりのエネルギー量を、国民健康・栄養調査結果をもとに約700kcalと想定し、700mlの弁当箱に(ルール1)、しっかりすき間がないように(ルール2)、主食のごはん、主菜のさけの照り焼き、副菜の根菜の煮物、青菜の炒め物を3:1:2の割合(ルール3、4)でおいしそう(ルール5)に詰めた1食です。
弁当のメニューについては、食事レベル・料理レベル・食材料レベル・栄養素レベルの4階層からのバランス評価のデータを参照してください。
また、ロゴマーク使用につきましては、どこに使用したかを参考までに、フォーラム事務局宛にお知らせください(forum0314@angel.ocn.ne.jp)。
私はこんな風に活用しています!
※工事中
Q&A
自分自身の適量はわかったのですが、それを家族に応用することはできますか?
適正なサイズの弁当箱は、一人ひとり異なりますが、料理単位で自分の量を正しく目測できることがポイントです。その助けには、器を「はかり」にすることです。
例えば、私は600mlの弁当箱、幼稚園の子どもは400ml、夫は800mlとなれば、私を基準に、娘はわたしの2/3、夫は娘の2倍量です。この小鉢にちょうどが私の副菜1(おおむね70g)であれば、それを基準に、食べる人ごとに加減ができます。
弁当に詰めた料理が本当に食器に盛りつけると一人前になるの?
HPの『3.「3・1・2弁当箱法」を基にした食事・食事づくり法にはどんなメリットがあるの?』の図2の写真をご覧いただくと一目瞭然。弁当は箱に詰めますが、普段の食事は、皿に平たく盛ったり、軽くふわっと盛りつけたります。
写真のように、魚のフライは焼き物皿に、野菜の煮物や青菜のごまあえは小鉢に。ちょうどの一食になるから、あら不思議。器は見事な「はかり」です。
ルール4に同じ調理法のおかずを重ねないとありますが、具体的にどうしたらよいのでしょうか?
これは、異なる調理法で料理を組み合わせることです。油の使用量の多い調理法である揚げ物、炒め物、サラダは1品までです。複数になるとエネルギー量が高くなり、ルール1が守れなくなってしまいます。
調理法が異なるということは、味つけも異なることになり、それはおいしさに通じます。塩気のないごはんに、食塩の濃度の濃い、うすい主菜・副菜の組み合わせが、おいしさになり、適正な食塩量に加減できます。
おいしそうに詰めるコツを教えてください
おいしそうの基準は、人によって、置かれた条件によって違ってきます。いろどり、季節感、地域性、きれい、旬の食材、みずみずしい、いい香り、懐かしい等のほか、食器、クロスなどの食卓のコーディネイトによっても、また料理の腕(技)によっても、おいしそうは違います。ここに、個性や作り手思い、技、センスが込められます。おいしいそうって、奥が深~いのです。
「3・1・2弁当箱法」と一汁三菜との関係を教えてください
「3・1・2弁当箱法」による食事は、日本の伝統的な食事構成である「一汁三菜」に共通しています。
「一汁三菜」は、ごはんはあるものとして、汁と3つのおかずで構成された食事です。
「3・1・2弁当箱法」は、食事を携帯することから、汁は一般的にお茶等の飲み物になることが多いですが、ごはん(主食)と3つのおかず(主菜1、副菜2)が基本的な構成で、ここが共通しています。
ただし、引用にあたっては必ず以下のように、NPO法人食生態学実践フォーラムのHPからの引用であること、及びアクセスした日を明記してください。
出典:NPO法人食生態学実践フォーラムHPより http://shokuseitaigaku.com/2014/bentobako(2014年5月21日にアクセス)
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