老人(としより)の目(『ある年寄りの雑感』)

「子どもの目」という言葉がありますが、「年寄りの目」で見たり聞いたり感じたりしたことを、気儘に書いていきたいと思います。

NHKへの苦言(総合テレビ『今夜も生で何とか』という番組に)

2014-05-05 15:30:15 | インポート
NHKに苦言を呈したついでに、もう一つ付け加えて言っておこうと思うことがある。
土曜日の深夜0時5分からだから、正確には日曜日の早朝ということになろうか、『今夜も生で何とか』という番組がある。しばらく前に二、三度見て、あとは見ていないが、たまたま先週見かけたから、番組はまだやっていることが分かった。

ホームページの番組紹介のコメントによると、或る歌手が「ラジオのディスクジョッキースタイルで送る生放送トーク番組」だそうだ。「豊富な知識と経験、幅広いネットワークを使って、視聴者から寄せられた質問や悩みにこたえていきます」とある。

それはいいのだが、番組の画面の背景に掲げられているボードに、毎回スケッチ風の画が描いてあって、そこに小さく「受信料お願いします」と手書きで書いてある。してみると、自分はNHKの番組は一切見ないからと言って、受信料を払わない人が、まだいるのであろう。
ところで、その手書きの文字であるが、受信料の「料」の字が間違っている。右の斗(と・とます)は、初めの点(、)の次は、やや左下に点を打つのが正しいのであるが、背景のボードには、カタカナの「ツ」の初めの二画のように、よこに並べて書いてあるのである。

これが気になったので、葉書を出して、直したらいいだろう、と書き送ったのであった。しかし、その後見てみても、一向に改まっていなかった。それは、もう随分前のことだ。
先週、久しぶりにたまたま見かけることがあって、番組の初めに注意して見てみたが、やはりボードには相変わらず「受信料お願いします」とあって、「料」が同じく誤った字で書いてあった。
それを確かめてすぐにテレビを消して寝てしまった。

人から注意されて自分の誤りに気づいたら、素直に改めるのが正しい態度である。それをかたくなに間違いを続けるとは、どいうことか。私は、それはその歌手が書いたにちがいないと勝手に判断して、その歌手がきらいになってしまった。

このようにして生きていたら、世の中を狭くしてしまうではないか、とも思うが、修養のできていない愚鈍なわが身、しかたがないと諦めるしかないであろう。





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2 コメント

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Unknown (R.咲くや姫)
2014-05-07 09:37:05
初めまして。

「小さな資料室」の<梅里先生の碑陰並びに銘>を拝見して
今、我が家の床の間に飾っている拓本と同じであると
確認し、その内容もよく理解出来ました。


NHKへの苦言も興味深いですね。
夜遅くどこかの若い有名人がコメンテーターをし
Twitterの文字を見ると未来への不安感が増します。

本当に昭和は遠くなったと感じざるを得ません。

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Unknown (M.Asakaze)
2015-05-07 13:04:14
R.咲くや姫 様

コメントをありがとうございました。迂闊なことに、今頃になってコメントを頂いていたことに気づいたのでした。ご返事が大変遅くなって申し訳ありません。

「小さな資料室」をご覧いただき、ありがとうございます。ホームページを作っている者にとって、それをお読みいただけることが何よりの喜びです。
<梅里先生の碑陰並びに銘>は、記述が少しごたごたしてしまい、お読みづらかったのではないでしょうか。
本当は、もう少しすっきりした形に書き改めるといいのでしょうが、今となってはその気力がなくなってしまいました。

NHKへの苦言は詰まらない内容で、お恥ずかしい限りです。

コメントをありがとうございました。ご返事が1年も経ってしまったことを更めてお詫びいたします。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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