斑入り源氏菫が咲きました

今日は４月の９日である。
昨年たったひとつ見つかった庭の斑入り源氏菫を鉢に掘り上げて室内に取り込んで大事にしていたその苗が、冬の間葉を枯らして姿を隠していたのだったが、春になって芽を出して来た。葉と同時に花芽も一緒に出て来ている。

そこで、晴れている日は毎日なるべく陽にあてるようにしていたら、早くも花が咲き始めた。種ができれば、その種が跳んで株が殖えるであろうから、暖かくなったら地植えにしてやりたいと思う。

今年は冬がえらく寒く、４月の今になってもまだ寒い。桜が咲き始めたというので、この寒さは「花冷え」というのだろうが、暖かくなってから寒さがぶり返してきたのなら「花冷え」と言うのも分かるが、寒いままでのこの寒さでは、「花冷え」という言葉もふさわしいとは思えない。

ともあれ、たった一株になった斑入り源氏菫が無事に冬を越してほっとしている。