20代の頃に1度だけ富士山を登った事があります。
夜9時ころに車で家を出て中央高速とスバルライン経由で富士吉田5合目の駐車場で車中泊。
夜の12時近く、駐車場は既に満車で警備員の誘導で道路わきに駐車させられます。
真っ暗な山に登山客の懐中電灯の光の帯が見えました。
車で仮眠して明るくなってから登山を開始。
ガイドブックには山頂まで4時間とあるが登山道は渋滞しており自分のペースで歩けません。
ひたすら登り続けるから息も上がる。
8,5合目を過ぎたあたりから頭が割れそうに痛い。(高山病です)
引き返そうか迷うも2度目のチャレンジは無い程にキツイ登山なので頑張る。
直前まで山頂が見えないので精神的にもかなりキツイ富士登山。
炎天下を登るから汗でパンツまでびしょ濡れです。
下界は35℃の猛暑だが山頂は気温が15℃程度しかありませんので寒くて長居は出来ず。
リュックの中からポテトチップスの袋を出したら気圧の関係でパンパンに膨らんでました。
登りは6時間ほど掛かりましたね。
下山路はブルドーザー道を踵でブレーキを掛けながら下ります。
休憩しないであっという間に5合目に辿り着く。
割れそうに痛かった頭もなんともない不思議。
山登りで救助要請はいけませんね。
歩いて登る救助隊員の労力を考えたら100万円程請求すべきだと思います。
それが払えないと考えれば途中で下山する判断をするだろうし。
富士登山で「疲労遭難」が急増、観光気分で簡単に登れるほど甘くない
きょう(8月11日)は「山の日」。北海道から沖縄まで全国各地の山で多くの人が登山を楽しんでいるだろう。苦難の末にたどり着いた山頂でひと休みし、景色を眺めるひととき。登頂の達成感、絶景堪能の感動は日常ではなかなか味わえないものである。標高3776m、日本一高い富士山で迎える神秘的なご来光は、まさにその代表だろう。 渋滞する富士山の登山道 世界遺産にもなった富士山には、多い年では年間30万人以上、少ない年でも20数万人の登山者が訪れる。夏休み中の登山道は行列ができ、前後の間隔がなくなり、しばしば立ち止まらなくてはならないこともある。八ヶ岳の麓から夜中に富士山を眺めると、山頂を目指す登山者のヘッドライトの光の帯を確認できるほどだ。 ■ 開山日から1カ月弱で22件の遭難が発生 そんな人気の山で、今年は遭難が相次いでいる。富士宮口、御殿場口、須走口と3つの登山口がある静岡県側では、7月10日の開山日から8月8日までに22件(23人)の遭難が発生した(静岡県警地域課まとめ)。幸い死者はなく、負傷者も4人にとどまっているが、一歩間違えば大変なことになる。今シーズンの遭難例をこれまでの報道からいくつかピックアップしてみよう。 【8月4日】「富士登山に出かけた母親が下山できなくなっている」と迎えに来ていた娘から通報。山岳遭難救助隊員が下山中に疲れて歩けなくなった78歳の女性を見つけ背負って下山した。息子と一緒に下山していて、息子からも通報があった。 【8月7日】5日から単独登山中の71歳の男性。2泊3日の予定で、6日に登頂し、その日は山小屋泊まり。7日朝から下山を開始したが、富士宮口6合目付近(標高2500m)で疲労による足のもつれで動けなくなり、近くの山小屋のスタッフが救助を要請。山岳遭難救助隊員の肩を借りて下山した。 【8月8日】午前9時半過ぎ、須走ルートの7合目付近(標高3200m)で「両ひざが痛くて歩けなくなった」と40歳男性から消防に通報。山岳遭難救助隊が山小屋に資材を運ぶ民間のブルドーザーに救助を依頼し、男性はブルドーザーで須走口5合目まで運ばれた。男性は2人の子どもと7日午後9時ごろから登り始めたものの、疲労で登頂をあきらめ下山中だった。 20代のケースもある。 【8月7日】母親と2人で6日昼から登山中だった27歳の男性。9合目の山小屋に宿泊中に体調不良を訴え、38度台の発熱。7日朝、母親が山岳遭難救助隊に連絡。コロナ感染の疑いもあるため隊員が抗原簡易キットで調べたところ陰性の判定結果だった。救助隊は男性と下山し、富士宮口5合目で消防の救急隊員に引き継いだ。
富士山なんて絶対に不可能だと思います(=_=)
最近のSNS映えを狙った観光客では山頂に到達できない事実をもっと発信するべきです。
尾瀬沼巡りでも山小屋でタクシーを呼べないか?と信じられないことを言う観光客に悩まされるそう。
弥彦山、近くに登る山があるのが羨ましいっす。