しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

仕入れで復興支援

2012-04-20 00:10:20 | 仕事のはなし


木材の目が利く方ならこの材料の良さがわかると思います。

杉の貫板、側どりの白た、ずぶ生のビショビショ



被災地気仙沼産。

気仙木材加工協同組合の製品です!

値段は聞いてません、心意気で買いました。

材木屋は仕入れが命だと亡き父はいつも言っておりました。

価格で負けてもホームセンターでこれ程の材料は扱っていない。

この製材所は気仙沼から山間に上がった場所なので無事だった。

材木屋なら積極的に東北材を買って復興支援に協力しましょうぞ!

頑固オヤジは市場のニーズなんて気にしないで

ひたすら良材を造り続けております。

2年ぶりに材木市場に入荷しました。

口の悪いオヤジは市場の担当者とすぐに喧嘩になってしまうから…


本当はこの製材所より南に位置する南三陸町志津川の丸平

製品が欲しかったが、まだ荷物が届かない。

海岸沿いに製材工場があった丸平さんは役場の反対を押し切り

元の工場があった場所に工場を再建したそうです。

高台の仮設住宅で暮らす町民が町に戻る日はいつになるのか?

住民が戻らない町に鉄道は復旧出来るのか?

菅政権で作られた復興計画は大きな足かせになってるのでは?

1000年に一度の大津波に怯えて町から人が消えてしまった南三陸町

人を呼び戻すのは仕事なんだ!

借金をして工場を再開し頑張る丸平の社長の心意気には

ぜひとも応えてあげたいものですね!


被災地各地で高台の安全な場所で避難生活をするのは老人ばかりwww

仕事があって町は成り立っている。

そんな新たな復興計画を練り直さないと人は戻って来ないのだ。。。

コメント (2)
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