しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

どんな痛みなの?

2010-02-10 06:42:05 | 日記
 高校は男女共学だったしゃちくんなのら!

 同窓会はその方が楽しいと思います。

 何でも話せる異性の友達っているのです。

 なかなかの美人さんなのに女を感じない彼女です。

 「世の中、男より女の方が痛みに強く出来ていると思うわ」

 「何で?」

 「だってさー、女って毎月生理の痛みに耐えているんだよ!」

 「ちょ、ちょっと声が大きいから他のお客さんに迷惑だと思うよ・・・」

 「これからもあの痛みに付き合っていくんだから、ねえ聞いてる?」


 数年後に会った彼女は結婚して子供がおりました。

 アルコールが入ると相変わらず声の大きい女性のままだった。

 「おおっ、ママになったら益々良い女になったなあ!」

 「当たり前でしょ!女は出産する事で精神的にも物凄く変わるんだから。」

 「出産ってやっぱり痛いの?」

 「もうー、痛いってもんじゃ無いわ!それこそビリビリに裂けるって感じよ。あの痛みには男の人は耐えられないと思うの。ねえ、聞いてるの?」

 彼女との会話には以前から「女にしか解らない痛み」が出てきます。

 男には耐えられない程の出産の痛みはどれくらい?



 日曜日の夜9時からフジテレビの「エチカの鏡」は衝撃的でした。

 動物の中で人間だけが出産で苦労している。

 いや、昔の日本でもツルツルと簡単に子供は生まれた。

 愛知県のとある産婦人科の大きな建物の裏には古い民家がある。

 庭では大きなお腹の妊婦が斧を振り上げての薪割りをしている。

 室内では板壁を大きなお腹の妊婦さんが雑巾がけをしている。

 常識では考えられないような無理をさせている?

 いえ、出産に必要なトレーニングなのだそうだ!

 かまどに薪をくべてご飯を炊く。

 野菜を中心とした煮物のおかずに、わかめの味噌汁。

 和食(粗食)を主にしてカロリーは抑える。

 出産時に体重は8キロまでの増加に抑える。

 全国からこの産院での出産をするために多くの妊婦さんが集まり、共同でこのような生活を送りながら痛みの少ない出産をしております。

 「もっともっと生んでみたい!」そんな言葉が聞こえていた。

 目からうろこのようなお話です。

 「2度と出産したくない!」とか「もう一人欲しいけどあの痛みだけは・・・」そんな話はよく聞きますね。

 出産を喜びに変える。

 一人の女性が生涯に子供を産む数を増やして出生率を上げる。

 これも一つの少子化対策ではなかろうか?

 ごめんなさい、男の私では上手くこのお話の説明ができません。

 是非とも再放送を望んでおります。
コメント (6)
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