気が重いよ…伊那篇

落ちるところまで落ちた男の日記

日本郵政株上場に思う

2015-11-04 19:01:27 | 日記
日本郵政株が上場されました。
これで、完全に後戻り出来なくなりました。
10年前、郵政民営化を阻止するために、デモ行進まで行ったのが遠い昔のようです。
当時、私は日本郵政公社の特定郵便局長。
24,000局のネットワーク、全国特定郵便局長会、郵政族議員、国民新党---何の力もありませんでした。
自民党の造反議員も、今は殆ど復党しています。
まあいいんです。
私は辞めた人間ですから。



でも、10年前と今とどこが変わったんですかね~。
郵便局(主に普通局)に行っても、サービスが良くなったとは到底思えません。
真剣に営業しているようには見えないし、局舎は汚いし。
3つも貯金・保険の窓口があっても、全然順番が来ないし、郵便の窓口に列が出来ても後方支援はまったく無いし。
3日前の日曜日にATMを利用しに行ったら故障中だし。
「お金の引き出しは諦めてください」みたいな貼紙がありましたよ。
だったら、直せよっていう話です。
近くに、どこも郵貯のATMって稼動してないんです。
近隣の特定郵便局は、なぜ日曜日にATMを稼動しないのか?
面倒臭いだけなのです。



それから、いくら制服があるからって、通勤にTシャツ・短パンは無いでしょう。
元国家公務員でしょ。
上場企業の社員なら、Tシャツ・短パンは止めて欲しいです。
郵便局の玄関前にあった切手・葉書の自販機も撤去されて久しいです。
なんで、あんな便利なものを無くすのでしょうか?
伊那の市街地に、コンビニがありますか?
どこまで切手を買いに行かせるのでしょう。
夜間・休日窓口の長蛇の列にも閉口ですよ。
幹部だって、知っているのに何の対策も講じません。



なんか、すべてがダラダラです。
国営の頃の方が、まだキチっとしていましたよ。
そんなことをしていたら、今度は、株主が許さないでしょうね。


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