ベランダ オーキッド ナーセリー

ベランダや窓辺で 夫(潅水当番さん)が育てている蘭が 季節の移り変わりとともに花を咲かせます。

仁和寺 御室桜

2018-04-10 12:04:04 | 関西散策
江戸時代の儒学者 貝原益軒の、京都の名所を綴った『京城勝覧』に、仁和寺の桜は次のように紹介されているそうです。
「春はこの境内の奥に八重桜多し、洛中洛外にて第一とす、吉野の山桜に対すべし、・・」。

仁和寺の御室桜は遅咲きの桜。
今年の桜の見納めに行ってきました(2018.4.4)


御室桜は、樹高2~3メートルほどの背の低い桜です。



一面 桜の波で、どこからでも このような絵葉書みたいな写真が撮れます(^^)



かわいい桜があちこちで微笑みます(^ ^)



品種は、ほとんど「有明」なそうです。
有明は一重から八重まであるそうですが、一重が目立ちました。
最近のある調査によると、仁和寺の有明の8割が一重だとか・・



こちらは半八重。はんなりとした美しさ!
八重ほど花びらの数が多くなく、花びら10枚ほどの花を半八重と言うそうです。

『京城勝覧』に記されているように、昔は八重が多かったけれど、 先祖返りで一重が増えているという話や、
桜守の佐野藤右衛門氏により増殖された「御室有明」は 半八重のものだったと解説しているサイトもあり、
もう少し勉強したいと思います。



御室桜の一帯とは少し離れた場所で、半八重の桜の苗がひっそりと育てられていました。



この苗木が立派な樹木に育つまで何年かかるでしょう~
この木が大きくなった頃、また会いたいな~



桜におぼれそうです~(^v^)



たくさんの有明の中に 八重桜も少し植えられていて、華やかな変化を楽しめます。



背の低い御室桜のトンネル。
不思議の国の入口みたいです。



こちらは散り始めていました。
一面、桜の絨毯になってからもきれいでしょうね~



しばらく桜を楽しんだ後、この石碑を見つけました。
仁和寺には、13種もの桜があると~!
しまった、だいぶ見逃したかも(^^;



「関山」
色が濃く、花びらが30~50枚あるそうです。



「大沢桜」
べっぴんさんで、たくさんの方々がカメラを向けていました。



「染井吉野」
花終わりですが、愛らしさは抜群ですね。



「楊貴妃」
艶っぽいです~。同じ桜でも この色香!!



「八重紅枝垂」
八重の枝垂桜。華がありました。



「御衣黄」
緑色の桜の花。咲いてからの花の変化も楽しめるそうです。



「普賢象」
2本の葉化した めしべが特徴の八重です。



ミツバチたちも大忙しです。

明日から大阪造幣局の桜の通り抜けだそうです。
ふだんはなかなか見られない、超遅咲きの桜がみられるかも?!

でも、明日からはランの記録を綴らないと~(^▽^)!!



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コメント (4)
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