「貸本・虹 別冊」に載っていた谷悠紀子先生の作品なのですが・・・。
にれの木蔭で
ここはある北欧の小さな国。グレース城に住むカトリーヌ姫。
隣国のフィリップ王子様とラブラブです。
ある日、道に迷ったフィリップは盲目の少女ポーシャと出会いました。
友達になった二人。
しかし、ポーシャと一緒に住んでいるばあやから、秘密にしてくれとお願いされた。
なぜなら、ポーシャはカトリーヌ姫の姉で、盲目のため王に殺されそうになった所を
そっと連れ出し、今まで育て上げてるのだと言う。
最近すぐ帰っちゃうのね~ と寂しがる姫。
これは何かある!!と女の勘が働く。
フィリップとポーシャが会ってる姿を見て逆上! 姫は二人を殺すよう命令した。
しかしカトリーヌ姫は、母から全てを聞かされ悲しみのあまり自害し果てたのでした・・・。
おわり
・・・って ・・・ これ 以前紹介した「王女カテリーナ」(詳しくは2011年9月22日のブログをどーぞ)
の内容とおんなじ~~。
違うところと言えば、姫と王子の名前が違ったり、ポーシャを密かに育てるよう命令した人、
育ててた人が違ったり、姫の最後が違ってる・・・そのくらい。
作品が描かれたのが「にれ・・・」は1958か1959年頃。かなり初期ですね。
「王女・・・」は1965年。
絵ははるかに「王女・・・」の方が上手になってます。(あたりまえだよね~)
でも、「にれ・・・」は、馬に乗った王子様なんかちょっと手塚治虫チックで味わいのある絵です。
きっと、谷先生ご自身がお気に入りのマンガで、再考して又フレンドに描き直したのかも
しれませんね。
最新の画像[もっと見る]
- 忘れる・覚えられない・思い出せない 3週間前
- 雨でも良かったのに・・・ 2ヶ月前
- 雨でも良かったのに・・・ 2ヶ月前
- 雨でも良かったのに・・・ 2ヶ月前
- 雨でも良かったのに・・・ 2ヶ月前
- 雨でも良かったのに・・・ 2ヶ月前
- 雨でも良かったのに・・・ 2ヶ月前
- 雨でも良かったのに・・・ 2ヶ月前
- 雨でも良かったのに・・・ 2ヶ月前
- ジャカランダ 2ヶ月前