1972年 (S,47) 小学四年生 裏表紙より
日立乾電池 ゴールド
怪獣の絵が描かれている乾電池ですね。
こんなの売ってたんですね
私は見た事ないなぁー。
( 売ってたとしても、多分興味がないので
スルーしてたんだと思う・・・)
「 使って、集めて、遊んじゃおう!」
とあるけれども、当時の男の子は、
やっぱり集めたりしたんだろうか?
ダンナが
「 面白いよ。読んでみ 」
と渡してくれたのが
百姓貴族 荒川弘
鋼の錬金術師 銀の匙 等の作者が
漫画家になる前、
北海道で農業をしていた頃の様子をマンガにしたもの。
やっぱり、北海道はでっかいどう だね。
スケールが違いすぎる。
そして、荒川家のモノの考え方や暮らしぶりもスゴイ
やっぱり でっかいどう の中にいたら
こんなハチャメチャな人たちになっちゃうのかね
(いや。本人たちはいたって普通人だと
思っているんだろうが・・・)
作者本人はもちろん、荒川家の人たちは
牛で描かれ ( 擬人化ならぬ擬牛化?)
その ほのぼのとした容姿からか
「うそっ!すげーー!」
的な内容も、笑いに変えてくれちゃう。
北海道の農家あるある
(でも、フツーの人には絶対ナイ!)
ビックリ話が満載の楽しいマンガです。
でもね、何に一番驚いたかっつーと
荒川弘 は、男性ではなく
女性 だという事実
1960年代
この時代は、洋裁と共に、編み物 も
こなす お母さんたちが多かったですね。
なので、この時代の 主婦の友 には
毛糸 の広告が多く載ってます。
ちょっと ご紹介しますね。
私の母も、よくセーターなどを編んでくれました。
上のスイトピー毛糸 のような、
そのままでは長くて編みにくい毛糸の束を
玉にするため、私も毛糸を腕に通して
右へ~ 左へ~ と腕を揺らしながら
毛糸巻きのお手伝いしたもんだわさ。
多分、私と近い年齢で お母さんが編み物をしてた人は
同じ手伝いをした事あるんじゃないかな?!文化糸巻器 なんて物もあったね。
この時代の婦人雑誌には、
洋裁の型紙や編み物の編み方(図案)
時には刺繍の図案など、
かなりのページを使って載ってます。
それだけ、手芸というものが
日常的だったんでしょうね。
中学生時代、よく作家の 佐藤愛子 さんの
エッセーを読んだ。
「男の学校」 「女の学校」 娘とわたしシリーズ・・・。
噂にたがわぬ豪快さで、
読んでてスッキリ楽しい気持ちになったものだ。
その後、読む機会も減り、なんとなく
娘さんが結婚したらしい、お孫さんが生まれたらしい
といった事は耳に(目に)したものの・・・
まさか、こんな事してたなんてーーー!!
孫と私の小さな歴史
佐藤愛子
孫娘との おかしな年賀状20年分大公開
「もっと真面目にふざけなさい!」
が佐藤さんを物語ってます
まぁ、何しろヘンな写真のオンパレード
トトロありカリブの海賊あり、
コギャルもいれば、メイドカフェも
果ては生首、お葬式まで!
お孫ちゃんと いろんな扮装をして
年賀状にしてるんですね~。
モチロン文章もありますよ。
その年の思い出の話なども載ってます。
ちょっと読んでみたんですが
(購入したてで、まだ最初の方しか
読んでないんです~)
「相変わらず 怒ってる 怒ってる」
と嬉しくなってしまいました。
う~ん
コレ見て、愛子先生から また元気をもらおう
Honganji を観に、
六本木EXシアターへ行ってきました。
織田信長と顕如の戦いを描いたこの舞台。
陣内孝則、水夏希、諸星和巳 、市川九團次・・・
元トレンディ俳優、元宝塚、元アイドル、歌舞伎役者
もぉ~色んなジャンルからのキャスティング。
映像(プロジェクションマッピング) をふんだんに使い、
地響きが鳴り響く迫力の音響。
舞台装置はシンプル(映像が写り混みやすい)
でも、中央の装置の角度を変え動きを持たせたり、
視線を上手、下手、中央 奥にと向かせる演出をしてるためか
それもあまり気にならず。
何しろ映像がスゴい!
キレイだし、ただの背景で終わらせず、
ちゃんと生かして わかりやすくしてくれてる。
今回ばかりは、前方席より 全体が見渡せる
後方の方が ラッキー席 と言えるんじゃないかな
バラエティーに富んだ出演者だけあって
芝居もかなりおもしろい。
陣内さんは、貫禄、迫力がすごい。
今まで 色んな織田信長を見たけど、
今回の織田信長は まさに
「 鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス 」
の人なんだと感じた。
ま、手っ取り早く言うと
怖ぇ~よぉ~!
水さんも 静の演技ながらも、情のある存在感確かな
そして何より美しい顕如でした。
諸星さん。
男気のあるリーダーでした。やっぱり花があるね。
今回のキャスティングで一番「どんな感じになるの?」
と想像がつかなかったのが、歌舞伎界から出演の市川さん。
芝居がピリリと締まって良かった!
裏切り、陰謀、駆け引き、野心、情・・・
いろんなものが渦巻く世界。
十分に楽しめます