我楽多(がらくた)日記

レトロ好き
水曜どうでしょう藩士の書く
へっぽこブログ

白鳥の星 その12(最終回)

2019年02月11日 19時21分08秒 | 「白鳥の星」(谷ゆきこ)

大っっっっ変
お待たせいたしました!!


いよいよ白鳥の星
最終回でゴザイマス!

前回はコチラ 白鳥の星 その11


かおりとカンナの前に現れた
ニセモノのカンナ(さゆり)

二人に何を言うのでしょう!



白鳥の星 谷ゆきこ







さゆりはカンナに間違われたのをいい事に
カンナになりすましていた事、
でも、このまま一生いつわりの生活を
しなければならないと気付き
耐えられなくなった事を告白します。

かおりも、自分の間違いで
二人に辛い日々を過ごさせてしまった事を
詫びるのでした。
   





ところが驚く事にカンナは
さゆりに 「このままカンナでいて」
と言うのです。






自分はさゆりでいたい。
この村で一生暮らしたい。
バレエ団のあとを継ぐように言われたけれど
みにくいやけどの跡が残ってしまった自分は
それは出来ない。
と言うカンナ。
   





かおりは、
そんな事で和田先生は喜ばない。
やけどのあとなんか、手術でいくらでも
きれいになおる。
東京に帰って、バレエのレッスンに
はげむのよ。
と諭すのです。
   




かおりの言葉にうなずくカンナ。
東京に帰る前に一度だけ・・・
と二人は初めて本当の母娘として
抱き合うのでした。
   




村へ戻るさゆり。
   




カンナはかおりに連れられ
なつかしい我が家に戻って来ました。
道子ちゃんからすべてを聞いたと言う
母と妹が温かく迎えます。
つらい事や悲しい事がたくさんあったカンナ。
これからはきっと幸せな毎日になる事でしょう。
   



オマケ・・・?

バレエポーズが4ページ
   

 おわり 


1970年 (昭和45年)
小学四年生 7月号






良かったですね
カンナは無事白鳥家に戻って来られて
さゆりも山へ帰って行きました。

カンナとかおりも
「いつ本当の母娘と
名乗るのだろうか?!」
「名乗ったとして、
この先お互いの家族は
どのような母娘関係を過ごす
つもりなんだろうか?!」
なんて事も思っていたのですが・・・。

カンナと道子の母は この先もずっと
自分の子でないと知りつつも 違う娘を
育て続ける事になるわけですね・・・。

んん~~・・・複雑な心境。




そうそう。
カンナ・さゆり騒動の元々の発端は
かおりの カン違い&思い込み ですからね~。
罪は重いですゾ。



カンナ・さゆり騒動 一件落着!
と思いきや
いきなり「本当の母娘の抱擁」
が始まったもんだから
ビックラこいたのは さゆりでしょう!

「えっ?!なになに?
この二人本当は母娘なの?!
知らなかったーーー!!」

そんな心の声が聞こえて来そうな
さゆりの後ろ姿・・・↓ ↓
   



家に無事戻れて終わり・・・
となったワケですが。
なんだかイマイチスッキリしないわ~
その後どうなったのかしらん?
と言う方・・・いませんか?




後日ちゃんと その後のカンナが
掲載されてます






ーカンナちゃんからのおたよりー



山に残ったさゆりちゃんも、
私のパパやママ、それに秋山のおばさま
(かおり)に招かれて、
東京へ出て来ました。

もはや どっちがカンナで、どっちがさゆりか
判別出来ないほど、二人とも素敵なレディに
なりましたね





秋山のおばさまや、大空先生に助けて頂き
和田バレエ団を再建する事になりました。
そして、さゆりちゃんも
手伝ってくれる事になりました。






和田バレエの、第一回の発表会には
白鳥の湖 を踊りました。
私はオデット姫、さゆりちゃんが
王子様の役です。

さゆりちゃん、男役ですね。
宝塚みたい


無事、和田バレエ団も再建されました
・・・って、
カンナちゃん いくつなの~~?!



と、次から次へと謎が生まれますので
この辺にしときましょう


赤ん坊の時の取り違えから
自分そっくりな子のなりすまし。
白鳥の置物の首が くっつくと元気になり
離れると苦しくなるという摩訶不思議現象
そして
「うふふふふ・・・。
お花のじゅうたんよ。きれいでしょう」
カンナのご乱心。
小学校低学年にはかなりのトラウマを
植え付けてしまいそうな作品でしたね。



「懐かしい」
「そう言えば思い出したよ!」
「そうそう、こんな作品だった」
などなど
記憶の扉が開くお手伝いが出来たとしたら
嬉しい限りです


では、谷ゆきこ作品の中で
1番のお金持ち(豪邸)
だったと思われる
「白鳥の星」おしま~~い






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白鳥の星 その11

2018年12月26日 21時48分03秒 | 「白鳥の星」(谷ゆきこ)

気がついたら年末です

平成30年も もう少しで
終わりですね。


て事で・・・


お待たせいたしました!!

白鳥の星 その11でゴザイマス。


前回はコチラ

白鳥の星 その10




白鳥の星 谷ゆきこ

  






火事から2、3日たって
本物のカンナは病院で意識を
取り戻しました。

でも和田先生は火事で亡くなってしまいます。
「和田バレエ団をさゆりに
再建してもらうように」と言い残し。

それを聞いて、きっと再建させると
誓うのでした。
  





月日がたち。
包帯を取ったカンナは、首に大きな
やけどの跡があり驚きます。
もうバレエは踊れないと泣くのでした。
そして山へ帰り山の少女として
永久に原田さゆりになろうと
決心するのでした。
  





そんな頃。
白鳥家にまた1本の電話がかかって来ます。
「あなたが本当のカンナちゃんだというのなら
明日、ほたるが池で13番ボートに乗るのよ」
  





池にいると、そこにボートに乗った
本物のカンナが現れます。

今までのいやがらせの電話は
本物のカンナの仕業と決めつける
ニセモノのカンナ。





そして言うのです。
でも、もうぜったい原田さゆりには戻らない。
あなたさえいなければ!!
  





そこへ道子がやって来ます。
  




ずっと前からカンナがニセモノだと
知っていたと言う道子。

病気が治って研究所に初めて来た日
道子の事を知らなかった事
踊り方が違う事
白鳥の置物を知らない事
それが理由だと言います。





詰め寄る道子に
「あなたの思い違いよ」
と言う本物のカンナ。

本当のカンナなら、
こんなやけどの跡なんてないはず。
これから山へ帰り、二度と東京へ
出て来ない。
ふたりとも仲良くしてね。
そう言って本物のカンナは
去って行きました。
  




家へ帰った道子は
さっきの出来事を詳しく話しました。

それを聞き かおりは道子に
やけどの跡はこの前の火事で
出来たものだと説明して
あした山へカンナちゃんを迎えに行ってくる
と言うのでした。
  




かおりは、和田先生のお墓参りをしている
本物のカンナに会いに行きました。
  




そして
「本当はあなたがカンナちゃんでしょう」
と聞くかおり。
そんな二人の前に
ニセモノのカンナが現れました。
  


 つづく 




1970年 (昭和45年)
小学四年生 5月号 6月号






和田先生、まさかの 
火事で死亡
です




かおりさんって
洋装店を経営してたんだね?!
和服姿が多いから、てっきり
いいとこの奥様なんだと思ってた。




「やっぱり!」
と言う事で、ナゾの電話の主は
道子ちゃんでした。
(道子ちゃん、久々の登場です)

道子ちゃんがここまで
つめ寄ってくれたのに・・・
それでも「私はさゆり」と
山へ帰るカンナ。

もぉ~
「心の優しい少女」
だけでは済まされないものが
ありますね。



さぁ、二人の前に現れた
ニセモノのカンナ。
いったい何を言うのでしょう。
次回、とうとう最終回!!


お楽しみに~~


 

コメント (3)
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白鳥の星 その10

2018年11月12日 18時33分39秒 | 「白鳥の星」(谷ゆきこ)

お待たせいたしました。
(もう11月ですもんね。
ホント、お待たせいたしました


白鳥の星 谷ゆきこ
その10でございます。


前回はコチラ 白鳥の星 その9 








かおりを探しに行った和田先生と
本物のカンナ。
不気味な音と共に
なだれに巻き込まれてしまいました。





一度は二人を助けようとした
ニセモノのカンナでしたが
「あの子が死んだら今度こそ
本当のカンナになれる」と
二人をそのままに、ひきかえして行きました。





カンナは雪の中で、楽しかった頃の事を
思い出していました。





家へ戻ったニセモノのカンナ。
うまくいって嬉しいはずなのに
なぜか心がふさぎます。
そして自分がしてしまった事に
涙があふれて来ました。





そこに、二人が帰ったとの知らせが。
無事に帰って来た事に
ニセモノのカンナは涙を流して喜びました。
そんな姿を見て本物のカンナも
これからも黙っていてあげようと
思うのでした。





みんなが 二人の無事を喜びながらも
かおりを心配している時
ニセモノのカンナはそっと外へ出て
かおりを探しに行くのでした。

でもそれは、自分がカンナであるためにも
探しに行くふりをしてるだけで、
かおりを見つけたニセモノのカンナは、
必死にかおりを探しに来た演技をします。





かおりはすっかり信じ込んでしまいました。
もう誰もニセモノのカンナを疑う人は
いなくなりました。



はい。ここまでが 小学三年生 のお話です。
これからは新学年 小学四年生になります。





で、小学四年生という新しい学年になって
「四年生から雑誌を買う」
という子もいますよねー。
そんな子らのため、小学四年生4月号は
ほとんどがこれまでのあらすじ です

その数 19ページ!!

という事で、小学四年生4月号は
実質2ページです


(それもいきなりな展開です




本物のカンナが和田先生の所に引き取られ
半年・・・。
ある夜の事。




火事になってしまいました。
中にはまだ和田先生がいます。
カンナは家の中へと走り出しました。




 つづく 


1970年 (昭和45年)
小学三年生 3月号
小学四年生 4月号





さゆり(ニセモノのカンナ)が涙を流し
反省したのか と思いきや。

かおりを探しに行ったのも
自分がカンナであるためにも
て言うじゃない。
それに、
久しぶりのスキーだったから
思いっきり滑りたかった
だとさ。
しまいには、
ボロボロになりながらも探しに来た
演技までしちゃうとは・・・!。

このへんが読者を
きぃぃぃーーー!!!
とさせますね。


さて、小学四年生4月号は
進級お祝い総集編 でした。
今までのあらすじが載ってます。


ま、仕方がないと言えば
仕方がないのですが・・・。

かなりバッサリです。


まず、かおりがカンナを連れて
東京の病院へ行ったのは
北海道のおじいさんのとこで
落馬したため・・・となってます。

そう、あやめちゃんが
「おねえちゃまがこわい!」
と恐れおののいてた狂気のカンナや
白鳥の首をくっつけたり離したりで起こる
不思議な現象もバッサリ!!

このブログ的に言うと
「白鳥の星」その2~その5
の内容がバッサリ。

そして、誰もいない舞台で踊るカンナを見て
「あなたは本当のカンナちゃんなのでは?!」
と聞くかおりに
「いいえ、私はさゆりです」
と答え
「これでいいんだわ・・・」
と思う本当のカンナ。

これが総集編では、
稽古場でレッスンをするカンナになってます。
そして
「あなたは本当の・・・」から
「これでいいんだわ・・・」
のやりとりに。

そして、和田先生のお家の火事へと
続きました。


そう。今回のスキーの件
バッサリされちゃってました


かなーりバッサリされてますが
不思議と話の内容は通じる・・・。

まぁ、それだけカンナちゃんが
入院する事が多く、
「これでいいんだわ・・・」
と思う事が多い。
て事なんでしょうね。



さて。
火事になってしまった和田先生の家。
和田先生は
助けに向かうカンナは
二人の運命は・・・


次回をお楽しみに 





コメント (3)
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白鳥の星 その9

2018年09月27日 13時35分53秒 | 「白鳥の星」(谷ゆきこ)

なんとか9月中にUPが間に合った


はい
お待たせいたしました!

白鳥の星 その9 です



前回はコチラ
 白鳥の星 その8







白鳥の星 谷ゆきこ

  





全ての記憶を思い出したカンナのもとに
あやめとニセモノのカンナが
お見舞いにやって来ました。
  
この 足の開き方。
偽カンナの傲慢さが出てますね~!




自分の名をかたるあなたは誰なの?!
本当のカンナは私なのに!
でも、この子はこんなにも
おどおどしている
私さえ だまっていれば
この子も幸せになるんだわ・・・

お互いの心のうち、
そして気持ちの移り変わりを
見開きで表現してます!
谷作品にしてはめずらしい。




カンナは何も言わずにいました。
記憶が戻ってないとホッとする
ニセモノのカンナ。

これを見たら記憶が戻るはずと
あやめがお見舞いに持って来たのは
カンナが大事にしてた物と同じ
白鳥の置物でした。





あやめの心を察するのですが
本当の事は言わない方がいいと
置物を見たのは初めてのふりをするカンナ。

悲しむあやめ。
  
ああ~あやめちゃん・・・
暗闇の中にすっぽりと・・・
か・かわいそうにぃ~~



合同バレエ発表会の主役に選ばれたのは
ニセモノのカンナでした。
バレエの発表会では りっぱに踊り
拍手を浴びました。

舞台を観ていたカンナは、
誰もいなくなった劇場に
いつまでも座っていました。

そして、自分が立てなかった舞台に上がり
踊り出しました。






舞台の上で踊るカンナを見た かおりは
あの踊り方こそ本物のカンナだと気付きます。
  




あなたは本当はカンナでしょう?!
という問いにも、自分は原田さゆりだと
答えます。
  




さゆりだと言い張るカンナに
かおりも何も言いませんでした。
  




バレエの舞台が成功したお祝いに
白鳥家ではパーティーが始まりました。

ニセモノに何の疑いも持たない家族。

自分は間違いをおかしたのではないかと
沈む かおり。
  
ホラホラ すごいケーキ
家の中には暖炉があって、
その上にはロウソクが
立っている・・・
そんな家、
そうそうありませんゼ
白鳥家の金持ちっぷりは
そこここで見られますねー。





ごほうびと言われ、ニセモノのカンナは
「スキーに行きたい」と言います。
かおりはあやめと二人
スキーに連れて行く事にしました。

でも、かおりには何か考えがあるようです。
  
かおりさん、髪切ったね。





かおりが連れて来たのは村長の家でした。
ニセモノのカンナとさゆりが似ていると
村長夫婦も、さゆりのおじさん夫婦も
驚きます。
そして、あとからさゆり(本物のカンナ)
も来ると聞き 来るんじゃなかったと
後悔します。
  



ひと汽車遅れで 和田先生と
本物のカンナが到着しました。
誰も二人がすり替わってしまったとは
思っていません。

姿が見えなくなった かおりが
山へ行ってると聞き おじさんは
さゆりに探しに行くように言います。
和田先生と探しに出た本物のカンナですが
初めてのスキーに何度も転んでしまいます。

そして そんな二人の後を
ニセモノのカンナが
そっと見え隠れしながらついて行きます。






そんな時、聞こえてきた不気味な音。
山で育ったニセモノのカンナには、
それが なだれ の音だとすぐにわかりました。
  




 つづく 


1970年 (昭和45年)
小学三年生 1月号・2月号





スキーに行って汽車がついた駅が
福島 です!
ここからバスに乗って行く・・・
と言ってたけど、どこらへんなのかな?
もしかしてウチの実家の近くだったりして?!



さゆりは「スキー名人」だそうです。
村の中では さゆりに勝てる子は
ひとりもいなかったそうです。

山育ちで足腰のバネが鍛えられ
そのうえ ちょっとやっただけで
バレエの主役が取れてしまう程の
並外れた運動神経の持ち主なんだろうから
この先謙虚にバレエを続けていけば
本物のカンナよりも凄いバレリーナに
ならないとも限りませんねー


記憶を完全に取り戻したカンナ。
(でも、本当の事は言わない。)
さゆりと名乗る女の子が本当はカンナ
だと確信した かおり。
(でも、強く突っ込まない。)
このへんが谷作品の イライラ所 です

それにしても・・・
まんまとカンナになりすまし
白鳥家に澄まして生活してる
さゆりもさゆりだが、
私さえ黙っていればこの子はこのまま
カンナとして生活していけるんだわと
全てを黙っているつもりのカンナもカンナ。
どっちの肝っ玉の方がデカイんだか




さて、今回 あやめちゃん の
おすまし素敵ポーズが載ってたんで
ご披露します


回を重ねるごとに、

しっかりしてる 

利発な子だ

なんてお姉ちゃま思い

かわいい

と 人気がグングン
うなぎ上りのあやめちゃん
( 多分・・・ )
これからも頑張ってほしいですね


では、なだれが起こった山の中。
三人の行方は・・・!

次回をお楽しみに。






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白鳥の星 その8

2018年08月12日 18時44分14秒 | 「白鳥の星」(谷ゆきこ)

お待たせいたしました。


・・・気がつけば、2カ月も
間が開いてしまいましたね。

ホント、お待たせいたしました。

白鳥の星 その8 でゴザイマス。


前回はコチラ  白鳥の星 その7 




白鳥の星 谷ゆきこ

   







ある日かかってきた
「あなたは本当のカンナじゃない」
と言う1本の電話。

かけてきたのは、和田先生の所で
本物のカンナに会った かおり なのでは?
と思います。
でも、激励の言葉をかけてくれたかおりに
その思いは消えますが・・・
いったい誰が・・・?と不安になる
ニセモノのカンナ。



   




和田先生の所にいるカンナそっくりの子。
それが本当のお姉ちゃまでは?
と思ったあやめは、会いに行きます。
   




でも、原田さゆり と名乗り
あやめを知らないという言葉に
あやめは寂しく帰って行くのでした。
   




それからのあやめは、ニセモノのカンナを
本当の姉だと信じ込んでいきます。
   




ある日 二人は、かおりに
バレエ公演に誘われます。
そこには、本当のカンナも。





あやめが、姉(ニセモノのカンナ)に
「白鳥の置物」をたずねます。
すると「白鳥の置物」と言う言葉に
カンナは反応します。
   



よろよろと歩き出します。
すると足を踏み外し
階段から落ちてしまいます。
   




知らないはずの名前を呼ばれ
「やはりこの人が本当のお姉ちゃま
なのでは?」との思いを強くする あやめ。

かおりも、よくよく見ると
原田さゆり と名乗る この少女が
カンナにそっくりな事に驚きます。





そして数日後、合同練習がありました。
足を痛がるカンナ。
やはり階段から落ちたのが原因か・・・
   




その晩。
また、「カンナは にせもの」と言う
電話がかかって来ます。
   




そんな時、帰ってきたニセモノのカンナ。
主役が取れるかもしれないと喜んでいます。





先の電話といい、人の不幸を喜ぶ姿に
やはり この人はニセモノなのではないか?
と再び疑い出す あやめ。






その頃カンナは入院してたベッドの中で
あやめの事、かおりの事、
育ったという山の事
いろいろな事を考えます。
   




そして自分は原田さゆりではなく
白鳥カンナだと思い出しました。





それからは いろんな事を思い出します。

でも、自分になりすます
あの女の子は誰なの?
   




バレエの練習の帰り
さゆり(本当のカンナ)のお見舞いに
誘うあやめ。
   



二人が来る姿を見たカンナ。

全てを思い出したカンナは
どうするのでしょう?!
    




     つづく 


1969年(昭和44年)
小学三年生 11月号・12月号




カンナちゃん、また入院です

それにしても 白鳥家 は、
豪邸 ですねーーー
もしかしたら星シリーズ
いえ、谷作品の中で
一番の豪邸なのではないかと思います。



大空バレエ団と和田バレエ団。
この合同公演の主役の座を目指して
練習しているのですが、
ニセモノのカンナに 友人たちは

「主役はぜったいカンナちゃんのものね」

「いまやカンナちゃんは
わが大空バレエ団の女王なんだから」

とまで言われるほどになってます。

つい最近始めたばっかりなのにね~
バレエ。

まぁ、ずば抜けて運動神経がいい人
とか、飲み込みの早い人 とか
いるらしいですからね~・・・。
そんな人だったのかもしれませんね。
( と言う事にしときましょう )



さて。
「白鳥の星」が連載されてた
小学三年生 11月号
お買い物けんしょう 
のプレゼントに
こんな商品が載ってました





おお~~!!

カンナちゃんが大切に持ってた
白鳥の置物 に似てますねぇー。

当時は こういうのが
流行ったんでしょうか?!



さぁ、自分は 白鳥カンナ だと
思い出したカンナ。
この先 どうするのでしょう。

そして「ニセモノのカンナ」と
電話をして来る人の正体は?!

次回をお楽しみに



次回は、もうちょっと早く載せるね




多分・・・


コメント (3)
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