我楽多(がらくた)日記

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水曜どうでしょう藩士の書く
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有楽町ルミネ

2011年10月31日 22時35分47秒 | 食べモン・飲みモン

用事のついでに新オープンの有楽町ルミネに寄ってみた。

でも、1階フロアだけね。

すごい人・人・人・・・。

だけど、よく見てみると 並んでる所はズラッと並んでるけど、他はそうでもない。

ほとんどが物見遊山

息子が「マカロン食べた事無い」と言ってたので、お土産に買った

   

美味しゅうございました




高橋&谷 似てる~。

2011年10月27日 21時55分29秒 | 懐かしのまんが・谷ゆきこ(谷悠紀子)



左・谷ゆきこ先生(S44 小学一年生) 右・高橋真琴先生(S43 少女コミック)




 

谷先生の絵はこの頃が一番、高橋真琴先生の絵に似てたように思います。

こうやって並べると違いがわかりますが、最初 左の谷先生の絵を見た時

一瞬高橋先生かと思いました。(目や鼻の感じが似てて・・・)

でも、谷先生はお顔に対して、ちょ~っと手や肩幅が小さかったりするんですよね

でも、どちらも美しい絵である事に違いはありません





少女コミックの谷作品 3

2011年10月25日 22時48分15秒 | 懐かしのまんが・谷ゆきこ(谷悠紀子)

1968年(S43)少女コミックに載っていた谷ゆきこ先生の作品です。

以前紹介した少女コミックの谷作品は「フラミンゴのうた」にしても「恋のローマでチャオ!」にしても
主人公がぶっ飛びモンでしたから。
今回も、どんなぶっ飛び主人公かと思ったら・・・

なみだなしでは読めない 谷ゆきこ先生のけっさく

とあります。
ハンカチの用意をしなければならないようですね。

 さよならママ

  
もうねぇ、字体からして古さを かもし出してるね。



主人公は こんけつ歌手 エミー・沖。
生まれて間もなく孤児院の前に捨てられた。
父は朝鮮戦争で戦死、母も行方知れずだった。

  
こんけつ・・・死語ですね。


インタビューしてエミーを気に入った大東新聞の青山真吾は、彼女の身元を調べ始める。
そしてわかった事が・・・

 
でも ま、まさか・・・ナゼに手書き



母親がわかった事を知らせようとエミーを訪ねる真吾。
インタビューでは涙ながらに母親に会いたいと言っていたエミーだったが
それは商売用の涙、自分を捨てた母親に今さら会いたくないと言う。
そんなエミーを真吾は無理矢理自分の家へ連れて行く。

  
ゴーゴー踊るエミー。 ゴーゴーも死語だ・・・
昔々、こんなストンとしたミニが流行ったよね。 白黒テレビの頃のアイドルがよく着てた。


なんと、エミーの母親は真吾の母親(父の再婚相手)だった。
 
1コマの中に おかあさん がいっぱい。 そしてまたナゼか手書き・・・。


母親は、夫に死なれ働きに出るためエミーを知人に預けた。
時々会いに行ったものの、知人は会わせようとせず養育費ばかりを要求した。
そしてその知人は突然行方をくらまし、養育費だけを取ってエミーを捨ててしまった。
いろいろ手をつくしたがエミーの居所はわからなかった。
そんな時だった。 仕事に失敗し、妻にも死なれ、幼い子供達をかかえ困っていた
今の夫と知り合ったのは。

 
あ~・・・。ちょっと前にもこんな事件あったね。両親が無くなった赤ちゃんの遺産だけくすねて
赤ちゃんを捨てた親戚。
捨てられた赤ちゃん。今は探せばみつかるだろうけど、昔はわからなかったのかもね。


みんな一緒に仲良く暮らそうと言う真吾。
だが母親はエミーと一緒に家を出ると言う。
この事が知れたらせっかく決まった真吾の縁談はこわれてしまう、
この金髪の、青い目のこの子を守れるのは自分だけだと・・・。
その時、真吾の妹京子が入って来て「わたしのおかあさんを取らないで」と
涙ながらに訴えた。

 
今は 黒髪も金髪に染めちゃう って人もいるくらいなのにね。
今は 青い目の子供が欲しいから外国人と結婚する って人もいるくらいなのにね。



そんな様子を見てエミーは笑いながら言った。
自分はエミーじゃない。エミーは死んだ。
二人とも生まれ育ちが似てたからとても仲が良かった。
死ぬ時「おかあさんをさがして私のかわりにおかあさんって呼んでね」と言ってた・・・と。

 


エミーは「おかあさん」と呼び 抱いてもらうと、走って家を出て行った。
「私は今日までひとりぽっちで生きてきたんだもの これからだってひとりで生きていけるわ
さようならおかあさん!!」

  


             おわり

題名からして 女の子がママとお別れしてしまうお話なのかと思ったのですが
女の子ってほど小さな子じゃなかった。
でも、車椅子の女の子に「お母さんをとらないで」なんて言われたら・・・辛いよなぁ
ヘタなウソついてでも立ち去りたくなるってもんだよ・・・。

昔々は歌手なんて雲の上の存在だったから、そんな「スターの悲しい物語」って感じで
描かれたマンガなんだろうね。

この雑誌には北島洋子先生の特別大長編「ふたりのエリカ」愛のうたごえ編が載ってます。

他に松尾美保子・花村えい子・巴里夫・矢代まさこ先生という錚錚たるメンバーが
名を連ねてます。