我楽多(がらくた)日記

レトロ好き
水曜どうでしょう藩士の書く
へっぽこブログ

まだまだ探せばある

2017年06月29日 22時44分34秒 | 懐かしい・レトロ いろいろ

レトロな風景(建物)の本は
いろいろ持ってるから、
最近は古書店へ行っても

「あ~コレは持ってるなぁ」

「コレはちょっと好みとは違うなぁ」

と、なかなか

「こんな本があったのかー

と言える本に巡り合えなかったが・・・



知らないだけで、あるもんである。



東京ノスタルジック 﨑山健一郎
2011年発行






中の写真は2000年前半に
撮られた建物が多い。




なんか変わった形だよね。
こんな建物、好きだわ~~
一般住宅なのか?




普通の昭和な家。
後方に巨大ビル。
時代が変わる様の一枚だね。




昭和レトロ建築 の写真集などは
たくさん・たくさん出てるよねー。

じゃ、

そんな写真集はどんなのでも好きか

手あたり次第買ってるのか

と言うと そうでもないんです。
結構 好き嫌い があるもんなんです。



その点、この本は
「なぜ今まで知らなかったー
と思いましたねー。


私の好きそうな建物が
たくさん載ってて即買いでした





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最後の記憶が・・・

2017年06月27日 22時24分44秒 | 懐かしのまんが

キャー!先生 もりたじゅん

1971年 (昭和46年)






私、定期購読はしてなかったけど
「りぼん」は時々買ってたようで
所々のマンガは覚えてたりする。

この キャー!先生 も、そのひとつ。



この、最初の登場シーンなんか
覚えてるよ。


  

超ミニスカートに
ボイン(死語?)な先生。
たまに見えるパンティー(死語??)
はピンクの花柄。


うみどり
の時にも書いたけど、
もりた先生の描く女性は
ボン!・キュ!・ボーン!!な
女性が多くい。
私の思い描く少女マンガは
スラッとしてて、クルクルッ な髪の
女の子 ってイメージだったから
もりた先生の描く 少女マンガは
正直 少々苦手だった。

でも、題名のインパクトと共に
このマンガは頭の片隅に
忘れられずにいた。


「被爆二世」というものを知ったのは
このマンガだった。

でも、当時は小学2年生位だったから
主人公(麻子)の苦しみというものも
よく理解出来ず、
なんとな~~く
「あぁ、この人は自分が病気かもしれないと
思い悩んでるんだなぁ」くらいの感じで
読んでたような気がする。

そして再びこのマンガを手にして
読み直してみたら・・・

私は てっきり 最終回
麻子は死んでしまった
と ずーーーっと記憶してたんだけど。

違ったよ~!!

幸せな花嫁になってたよ~。



検査の結果、今は悪性貧血だけど、
被爆した両親の遺伝の影響でないとは
断定出来ず、
白血病に変わるかもしれない可能性も。
一生出ないかもしれないが、もしかして
一年後 二年後 あるいは・・・


婚約者に告げる医師の言葉と、
医師と婚約者(鷹)との
重々しいやりとりから
「あぁ、麻子はいつかは白血病で
死んじゃうんだなぁ」
勝手に思って、それが歳を重ねるごとに
記憶が曖昧になって 死んじゃった
と思い込んでたようだ。

ほんと、記憶って曖昧だよねーー!

(えっ 私だけ?!)




  


これがりぼんに連載されてたのが
1970年(昭和45年)から
翌年まで。

終戦から25年経った頃だ。

当時の私は、戦争なんて
はるか彼方の遠~~い昔の事・・・
という感覚だった。
でも、その時(連載当時)も こうして
戦後に苦しんでる人たちが
いっぱいいたんだね・・・。





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谷作品三昧

2017年06月24日 23時24分01秒 | 懐かしのまんが・谷ゆきこ(谷悠紀子)

某日

国会図書館へ行って来ました。

読んだ事も見た事もない
谷先生の作品を読みに行って来ました。

「谷ゆき子の世界」
で初めて知ったんですが、
1977年(昭和52年)の作品を最後に
もう絵を描いてなかったと思ったら
1985年(昭和60年)に
谷まどか という名前で 
ぺポパピプ という作品を
描いてたんですねー




カワイイ五つ子ちゃんの物語が
1ページ載ってました。

美少女がウリの谷作品でしたが
これは何とも可愛らしい作品で驚きました。




もうひとつは
貸本漫画 乙女の祈り
(画像はないよ)

副題は
哀愁バレー漫画物語

作家が
谷悠紀子・田中美智子

真田昭男・楳図かずお

バレエ漫画で、谷作品は2作載ってる
ともなれば・・・読みたいよね~!!

でも、1959年(昭和34年)と
かな~リ古い本なので
なかなか出て来ないうえに
たま~に見つけても チョー高値!!

でも大丈夫
国会図書館なら(デジタル画像だけど)
タダで読めます。


ひとつめは 「白鳥の死」

バレエ公演を前に 主役なのに
調子がよくないマリ子でしたが
公演は大成功。
しかし最後、マリ子は舞台の上で
息絶えるのでした・・・。

と、最後 舞台の上で息絶えるなんて
「さよなら星」の原型みたいに
感じました。





そして もうひとつが
「幸せのほほえみ」

主役を競う 真弓とみどり
公演の主役は(金の力で)みどりに
なるが、舞台を観に来てた
外国のバレエの先生(だったかな?うろ覚え)
が、本格的にバレエを教えたいと選んだのは
真弓だった。



絵は初期も初期の絵でしたが
谷先生初の本格的バレエマンガ
だったのではないでしょうか

そして、この「幸せのほほえみ」には
「おぉーー!」と思える場面も・・・



主役のオーディションの時、真弓は
足にチクチクとした痛みを感じます。

もしや、あの有名な
バレエシューズに画びょう か?!

・・・ちょっと惜しい
ライバルの みどりが、バレエシューズに
を仕込んでいたのでした。


そうだよね。常々思ってたんだけど
バレエシューズに画びょうが入ってたら
いくらなんでも履いた時わかるよね~。
針なら、先の方だけ出るように
仕込んでおけば、バレずにダメージ
つけられるね
(よいこは マネしないでね)



1967年(昭和42年)
こどもの光 


「ユカの曲」


洋子には、ずっと聞こえる
ピアノの曲があった。
自分に届いたピアノからも
その曲が聞こえ始め・・・
調べてみるとピアノの中から
楽譜がみつかる。
元の持ち主に聞いてみると
若くして亡くなった ユカ が
コンクールで弾くため作曲した曲。
きっとユカが託したのよ 
と言う家族の言葉を聞いて
洋子は このユカの曲で
コンクールに出る決心をしたのだった。


「ここにも太陽を」

かおりと京子の姉妹。
知り合った子どもたちが暮らす
「たけのこ学園」が立ち退きを
迫られてると聞く。
その会社は、二人の父の会社だった。
最後は父親も立ち退きを諦め大団円。

これは、1959年(昭和42年)
貸本「虹」に載ってた
「少女と崖下の子供たち」が元の
作品のようだ。


絵柄は、少女フレンド時代の絵の感じ
に似てますね。
この時代は、男性もスッキリ二枚目に
描いてあるのに 
なんでだんだんと くどい顔 に
なってっちゃったんだろう・・・。
「恋のローマでチャオ!」
なんか 濃い顔だったなぁ)


この「こどもの光」
これに谷作品が載ってる事は
知ってましたが
「こどもの光」という雑誌自体
聞いた事ない 知らない雑誌でした。
だいたい「こども」って
どのくらいが対象の本なんだか?

表紙の感じから、学習と科学 みたいな
雑誌なのかな?


・・・ってか
どうせ読みに行ったんだから
どんな雑誌か ちゃんと読んで来ーい
だよね~。
うん、 自分でもそう思う
でも、谷作品を読むだけで
精一杯だったんだよぉーーー



って事で、今回も谷作品ばかり
読みに読んで約4時間
楽しい時間を過ごせました

今度は、懐かしの 少女コミック とか
りぼん とか なかよし なんか
読んでみたいと思ってまーす。














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まぐろより好物

2017年06月20日 22時45分22秒 | 懐かしい・レトロ いろいろ

いや~~・・・

昨日、自転車で コケましてねぇ。
梅雨らしく、私の膝にも
青や紫の紫陽花が咲いとります

ま、そんなこたぁ
どうでもいいんですけどね。




以前、三崎口へまぐろを食べに行った時
立派なレトロな建物がありました。



三崎館 本店


  

あ~・・・

デカデカと赤文字の看板が
ちょっとイヤだった・・・





  

二階には渡り廊下が。
・・・ってか、坂に建ってるんで
どこが二階で どこが三階か
よくわからないぞ







一枚のガラス窓や、木で出来たベランダ
(ベランダって言っていいのか
わからないけど・・・)
板張りの壁。
大好物です






んん~~
なんとも複雑に出来てる建物だ。



ここは、旅館でもあり
お食事処でもあるみたい。
残念ながら中には入ってないんですが
中にも入って見てみたかったですね。






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童話を読むと こどもに帰る

2017年06月17日 22時20分12秒 | 懐かしい・レトロ いろいろ

昔々に読んだ童話にこんなのがあった。


一人っ子のまり子ちゃん。
お人形と遊ぶ時
「まり子ちゃん」
「なぁに」
「遊びましょ」
と まり子ちゃんごっこ をして遊んでた。

ついつい口癖になったまり子ちゃん。
学校にあがっても
「せんせい、おはようございます。
まり子ちゃん なぁに あそびましょ
とごにょごにょ・・・
それに気づいた先生。
ある日、となりの席に違う子が座ってた。
その子の名前も まり子ちゃん。

いつものように
「せんせい、おはようございます。」
そしてその後すぐ まり子ちゃんの
口がもぐもぐ・・・
「まり子ちゃん・・・」

そしたら隣の席から
「はぁい」
という返事が聞こえて来ました。

まり子ちゃんはビックリ!
にっこり笑う二人。
もう「なぁに あそびましょ」
と言うのを すっかり忘れてしまいました。


というお話。

ずっと忘れられずにいた物語でした。


この題名は何だったのか?!
なんの本に載ってたのか?!


調べて探して やっとGETしました。




一年生の 少女童話 
金の星社 昭和30年発行



んん~・・・
こんな表紙だったか??
あ!でも、私、表紙は外して読む癖が
あったからなぁ~。
覚えてなくても不思議ではない。





上の話は

まり子ちゃんとおともだち

というお話でした。


他にも
「あーこんな話あったあった!」
といろんな思い出がよみがえって来ました。


 もくじ 


かくれんぼ  (小川未明)

おかあさんの て  (村岡花子)
画・川島はるよ


ねこと ままごと  (坪井譲治)

まり子ちゃんとおともだち (石井桃子)
画・川島はるよ


おかあさんどりの いったこと (浜田廣介)

かたことの うぐいす  (久保喬)

おひなさまと おねず  (徳永寿美子)
画・西原比呂志


はなまつり  (大木雄二)
画・いわさきちひろ


つくしの えんそく  (住井すえ)

まちがえた ぼうし  (北川千代)

たぬきの かーねーしょん (土家由岐雄)

れんげばたけ  (槇本ナナ子)

よっちゃんの え  (山主敏子)
画・江川みさお


うさぎの ひっこし  (横山トミ)

まつ子さんの おひるね (松原静江)

せみの 子もりうた   (島崎藤村)

かにと さる   (沖野岩三郎)

きっさてんに いった きんぎょ (柴野民三)

ふねの でる あさ  (宮脇紀雄)

おじぞうさま   (渋沢青花)

すずめとり    (吉沢久子)

いっぴきの あおがえる(徳永寿美子)

うみべの すずのおと  (川崎大治)

みんな そろって   (岡山鈴江)

日なたぼっこ   (松原至大)
画・西原比呂志


なんでも みている おつきさま(酒井朝彦)

かきのはっぱの てがみ  (松谷みよ子)

つばめと たぬき  (浜田廣介)



物語は覚えてなくても、挿絵を見て
なんとな~く思い出したりもして・・・

懐かしいだけでなく、いい童話って
大人になって読んでも楽しいですね。









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