我楽多(がらくた)日記

レトロ好き
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へっぽこブログ

白鳥の星 その9

2018年09月27日 13時35分53秒 | 「白鳥の星」(谷ゆきこ)

なんとか9月中にUPが間に合った


はい
お待たせいたしました!

白鳥の星 その9 です



前回はコチラ
 白鳥の星 その8







白鳥の星 谷ゆきこ

  





全ての記憶を思い出したカンナのもとに
あやめとニセモノのカンナが
お見舞いにやって来ました。
  
この 足の開き方。
偽カンナの傲慢さが出てますね~!




自分の名をかたるあなたは誰なの?!
本当のカンナは私なのに!
でも、この子はこんなにも
おどおどしている
私さえ だまっていれば
この子も幸せになるんだわ・・・

お互いの心のうち、
そして気持ちの移り変わりを
見開きで表現してます!
谷作品にしてはめずらしい。




カンナは何も言わずにいました。
記憶が戻ってないとホッとする
ニセモノのカンナ。

これを見たら記憶が戻るはずと
あやめがお見舞いに持って来たのは
カンナが大事にしてた物と同じ
白鳥の置物でした。





あやめの心を察するのですが
本当の事は言わない方がいいと
置物を見たのは初めてのふりをするカンナ。

悲しむあやめ。
  
ああ~あやめちゃん・・・
暗闇の中にすっぽりと・・・
か・かわいそうにぃ~~



合同バレエ発表会の主役に選ばれたのは
ニセモノのカンナでした。
バレエの発表会では りっぱに踊り
拍手を浴びました。

舞台を観ていたカンナは、
誰もいなくなった劇場に
いつまでも座っていました。

そして、自分が立てなかった舞台に上がり
踊り出しました。






舞台の上で踊るカンナを見た かおりは
あの踊り方こそ本物のカンナだと気付きます。
  




あなたは本当はカンナでしょう?!
という問いにも、自分は原田さゆりだと
答えます。
  




さゆりだと言い張るカンナに
かおりも何も言いませんでした。
  




バレエの舞台が成功したお祝いに
白鳥家ではパーティーが始まりました。

ニセモノに何の疑いも持たない家族。

自分は間違いをおかしたのではないかと
沈む かおり。
  
ホラホラ すごいケーキ
家の中には暖炉があって、
その上にはロウソクが
立っている・・・
そんな家、
そうそうありませんゼ
白鳥家の金持ちっぷりは
そこここで見られますねー。





ごほうびと言われ、ニセモノのカンナは
「スキーに行きたい」と言います。
かおりはあやめと二人
スキーに連れて行く事にしました。

でも、かおりには何か考えがあるようです。
  
かおりさん、髪切ったね。





かおりが連れて来たのは村長の家でした。
ニセモノのカンナとさゆりが似ていると
村長夫婦も、さゆりのおじさん夫婦も
驚きます。
そして、あとからさゆり(本物のカンナ)
も来ると聞き 来るんじゃなかったと
後悔します。
  



ひと汽車遅れで 和田先生と
本物のカンナが到着しました。
誰も二人がすり替わってしまったとは
思っていません。

姿が見えなくなった かおりが
山へ行ってると聞き おじさんは
さゆりに探しに行くように言います。
和田先生と探しに出た本物のカンナですが
初めてのスキーに何度も転んでしまいます。

そして そんな二人の後を
ニセモノのカンナが
そっと見え隠れしながらついて行きます。






そんな時、聞こえてきた不気味な音。
山で育ったニセモノのカンナには、
それが なだれ の音だとすぐにわかりました。
  




 つづく 


1970年 (昭和45年)
小学三年生 1月号・2月号





スキーに行って汽車がついた駅が
福島 です!
ここからバスに乗って行く・・・
と言ってたけど、どこらへんなのかな?
もしかしてウチの実家の近くだったりして?!



さゆりは「スキー名人」だそうです。
村の中では さゆりに勝てる子は
ひとりもいなかったそうです。

山育ちで足腰のバネが鍛えられ
そのうえ ちょっとやっただけで
バレエの主役が取れてしまう程の
並外れた運動神経の持ち主なんだろうから
この先謙虚にバレエを続けていけば
本物のカンナよりも凄いバレリーナに
ならないとも限りませんねー


記憶を完全に取り戻したカンナ。
(でも、本当の事は言わない。)
さゆりと名乗る女の子が本当はカンナ
だと確信した かおり。
(でも、強く突っ込まない。)
このへんが谷作品の イライラ所 です

それにしても・・・
まんまとカンナになりすまし
白鳥家に澄まして生活してる
さゆりもさゆりだが、
私さえ黙っていればこの子はこのまま
カンナとして生活していけるんだわと
全てを黙っているつもりのカンナもカンナ。
どっちの肝っ玉の方がデカイんだか




さて、今回 あやめちゃん の
おすまし素敵ポーズが載ってたんで
ご披露します


回を重ねるごとに、

しっかりしてる 

利発な子だ

なんてお姉ちゃま思い

かわいい

と 人気がグングン
うなぎ上りのあやめちゃん
( 多分・・・ )
これからも頑張ってほしいですね


では、なだれが起こった山の中。
三人の行方は・・・!

次回をお楽しみに。






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赤いじゅうたん

2018年09月20日 18時23分25秒 | 行って来たよ

五百万本の 曼珠沙華 群生地
巾着田(きんちゃくだ)
行って来ました。


最寄り駅は~
池袋から西武池袋線で
練馬を通って~ ひばりヶ丘を通って~
所沢を通って~ 入間市を通って~
飯能を通って~ やっとこさ
高麗(こま)駅




遠いなぁ・・・
  

途中の橋にも
彼岸花のモチーフが。




群生地は・・・

これですよォーーー!!!

















所によっては白い彼岸花も咲いてました

   





川も流れてて、水の音が耳に心地良かった。

   


   







トンボも飛んでた。






赤とんぼなんて何年ぶりに見ただろう。






小川があって、
田んぼのあぜ道に咲いている。
私の彼岸花のイメージってこれだなぁ。
あ! あと お墓 ね。




お天気は良かったし
花はちょうど見頃だったし
朝、チョー早起きして行った甲斐があって
まだ混む前だったし
と良いことづくめでした。
( 私が帰る頃、わっさわっさと
たくさんの人とすれ違いました。)


久しぶりにトンボの群れも見られ
嬉しかった



それにしても。
私は昔から 彼岸花 と言ってた。
今は 曼珠沙華 と言うのが
普通なんだろうか?


曼珠沙華 という言い方は
百恵ちゃんの歌で初めて知ったゾ。




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死して屍拾うものなし

2018年09月17日 21時24分12秒 | 懐かしのテレビ

なんとなくテレビを観てたら
大江戸捜査網
(松方弘樹バージョン)をやってた。


コレの曲は いつ聞いても
カッコええなぁー。


きれいな女優さんが出てた。
「赤い靴」のゆうきみほさんを
ベッピンさんにしたような・・・

エンドロールを見ると
渡辺やよいさん という
女優さんのようだ (多分・・・)

んん~知らないなぁ (失礼 )
でも、きれいな方でした。






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ブラボー!女性現役最年長漫画家

2018年09月16日 22時33分57秒 | 懐かしのまんが

わたなべまさこ先生 の本が
発売されました









左・
わたなべまさこ 名作セレクション
~花と洋館とファッションと~

右・
総特集 わたなべまさこ
90歳、今なお愛を描く



左の本は「花の館」
そして短編「小さなレディ」
「お嬢様お手をどうぞ」「まいごのミチル」
を収録。

可愛らしい  少女絵  の時代の
作品を堪能できます。
(もぉ、題名からして可愛らしいもんね


(「花の館」の事はこっちにも書いてるよ)
 「館・・・いい響きだ 」 






右の本は・・・
もぉ~副題からしてスゴイですねぇ。

「90歳、今なお愛を描く」

90歳ですかっ 
それでも今尚描き続けているって
スゴイ事ですよね
スバラシイ

そんなわたなべ作品の中から
少女絵の頃、ホラーものの頃、
悪女シリーズ の頃 
みんな違ってみんないい
イラストが掲載。

ロングインタビュー、主要作品解説
年譜・全作品リスト
そして単行本未収録のカワイイお話
「花の精チュチュ」が載ってます。
(名前がチュチュって・・・
どんだけカワイイんじゃーー


萩尾望都先生・木原敏江先生
くらもちふさこ先生・花村えい子先生
寄稿されてます。



まだ全部読んでないんだけど・・・
いやいや。画業66年の業績が
ギュー―――っと詰まった本です。
サラッとなんか読めるもんじゃ
ありませんョ!
ゆっくりと時間をかけて読みたい本です。






そしてそして







銀座 スパンアートギャラリー
わたなべまさこ原画展
「カラーイラスト編」を開催中

(銀座一丁目駅・4番出口を出れば
目の前にあるよ)



  




小さいギャラリーですが
わたなべ先生のフワリとした色彩満載で
なんだかそこだけ異次元のような
華やかな空間です。

「総特集・わたなべまさこ」に寄稿した
先生方の原稿も展示されてました。

グッズは、Tシャツ・トートバッグ・
ポストカード・クリアファイル
などがありました。

少女マンガの展示会にしては珍しく
ガチャガチャもあつたョ。
(¥300と¥200)
私も¥200をやってみたら・・・



山びこ少女と金瓶梅!
が欲しかったよォー





カラーイラスト編は30日(日)まで
(左のハガキ)

11月3日~18日までは
「マンガ原稿編」です。
(右のハガキ)



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ショーメ展

2018年09月13日 22時10分07秒 | 行って来たよ

ショーメ展
ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界

を見に

三菱一号館美術館
へ行って来ました。






ナポレオンの御用達宝飾ブランド ショーメ


もぉ~~~

これでもかっ!

ってくらいの

 宝石  が
眩い光を放ってました。


ショーメ展 作品解説の抜粋の冊子

  




これらの宝石たちを身につけた
ジョゼフィーヌや、マリー・ルイーズや
なんちゃら侯爵夫人などなどの絵画も
飾られてます。

いつもなら、ドレスのデザインや
生地の質感などに見入ってしまうのですが
今回、宝石中心に見てみると
なるほど みなさん素晴らしい宝石を
身につけてらっしゃる。
いや、身につけているばかりか
ドレスに縫い付けてあったりもする。
スゴイ!! としか言いようがない。





ここは写真OKの展示。
(コレだけじゃなく もっとあったよ)

もぉーねぇ、「ちゃんと撮れよっ
ってくらいピンボケですが 
いいのいいの。目には焼き付けて来たから。

こんな風に ティアラやら髪飾りやら
ブローチやらネックレスやらリングやら
なにしろありとあらゆる宝飾の数々が
素敵なデザインと共にキラキラと
光を放っていました。

これらの宝飾を ため息と共に
食い入るように見つめていた
老若女女・・・。

いつの時代も宝石は女性の憧れです







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