先にも書いたが、舞台を観に大阪へ行ったので、ついでに大阪の古本屋さんめぐりをして来た。
「ついで」とは書いたが、気合の入れようはこちらの方が強い。
ますます古本にのめり込んで行く自分がコワイ
1日目
この日はあくまでも観劇がメイン。
時間があったら・・・のつもりだが、劇場(梅芸・ドラマシティ)への道すがらに
阪急古書のまち(カッパ横丁)があるのは十分承知
ここで1時間くらいゆっくり時間をかけて・・・と思ったが。
忘れてた。 私はかなり重症な方向オンチ。 迷ったさ。
なぜかいつも大阪駅から梅芸までの道に迷うんだ。 いつもだ。 なんでだ? バカだからか?
暑い中やっとたどり着く。
ここは10軒以上の古本屋さんが並んでる。 お堅い本ばかりでマンガはない。 でも楽しい。
観劇終了。 時間午後6時ちょっと過ぎ。 よーし まだ行ける GO
梅田古書倶楽部
あーそうさ。 迷ったさ。
交通整理のオジさんに聞いても「住所的にはこの一画なんだけど。くろふねビル?聞いた事ないなぁ」
ぐるぐるグルグル歩き回り、ふと目線を上げてみると・・・「くろふねビル」
あるじゃん あったじゃん これじゃん
いそいそと入ってみると。 それらしい店舗が見当たらない。 2階かな?と階段を上がってみる。
2階にもない。 1階へ下りた時、途中すれ違ったおにいちゃんが、自分の店のお客さんかと
思ったらしく声を掛けてくれた。
ごめんね~。おにいちゃんのお店の客じゃないんだよと思いつつ、けっこうなイケメンだったので・・・
「あのぉ、この中に古本屋さんってありませんか?」
「あ。そのお店だったら多分ここだと思います(指さす)」
「・・・閉まってますね・・・」
「お昼までは開いてたんですけどねぇ」
「えっそうなんですか。・・・残念だわぁ~」
イケメン君に思いっきり愛想笑いをしてその場を去った。
仕方ない。 次だ。
まんだらけ梅田店
何度も言う。 無類の方向オンチだ。 すぐに見つかるはずが無い。
「まんだらけ」の文字の入った大きな垂れ幕がなかったら、そのまま迷い続けてただろう。
一歩中に入ると。 寒っっっ。 寒すぎる。 なんのことは無い。 冷房効きすぎっ。
渋谷まんだらけで5000円で買ったマンガが1000円で売ってた。
「・・・ちっ・・・」
結局、閉店(8時)ギリギリまで物色。
この3冊購入。
すなこ育子先生のマンガはあんまり見かけないもんだけど。 めずらしい。
昔読んだマンガが何話か入ってて 「買ってよかった~」
花村先生のは、なんだか 昭和のカ・ホ・リ がするんで買ってみた。
2日目。
古本屋って、日本全国もれなく開店時間が遅く閉店時間が早い・・・。
開店まで時間ありすぎ~。
でも、道に迷う分を時間に考慮して早めに出発。
11時。 暑い中 梅田 大阪駅前第3ビル地下2階到着。
永井古書店
すごーく古い植田まさしのマンガが10冊ほど50円で売ってた。
おぉー!全部ほしいぞ! と思うが、ここでハタと気付いた。
私は旅行者。 これから新幹線に乗り東京まで帰らなければならない身。
本というものは、増えるほどにかなりの重量となるもの。
1軒目でこれらの本を購入し、このクソ暑い中、いや、猛暑の中、へなちょこの自分が、
いや、か弱い自分が、持ったまま大移動出来るのか?・・・と。
ずっと前から探してた、どーしても欲しいという物なら迷いもすまい。 だが。 これはどうだ?・・・と。
結局2冊だけ購入
ウチの近所だったら全部買ったんだけどなぁ。
( てか、旅行者だから冊数減らすってんじゃ 旅行先で本さがすな!・・・ってこったな。)
汎書店
くるりと一回りしてみたけど。 特に食指は動かず。
植田まさしのマンガ(永井古書店のより新しめ)が250円。
普通このくらいの値段だよね~と思いながら元へ戻す。
もっきりや
ガラスケースもあり、自分が欲しそ~なジャンルのものがいっぱいあった。
けど。 なかなかピッタリ一致するものは無く。 残念ながら購入ナシ。
移動。 なんばへ向かう。 ますます暑くなって来た。
まんだらけグランドカオス店
以前行って、少女マンガ雑誌を数冊買ってホクホクしたいい思い出が・・・。
けど。 今回は特に購入意欲を掻き立てるものがなく・・・。 寂しく退出
なんば古書センター
何度だって書いてやるサ! あーあー、私は方向オンチなのサ!!
方向オンチってのはなぁー、居酒屋のトイレからさえも迷ってウロウロしちゃうんだぞー。
方向オンチってのはなぁー、なぜか違う道に限ってなんの疑いも無くズンズン突き進んで
行っちゃうんだぞー。
スマホのナビ使えってか? ふん そんなもん使いこなせてるくらいなら迷いはせんわ
・・・って事で、迷いました。
暑さも ピーク。
どうしよう・・・暑いし・・・この道で合ってるかさえ分からないし・・・お腹すいて来たし・・・足痛いし・・・
そんな事思いながら歩いてたら 古書 の文字発見 ヤター
山羊ブックス
所々にガラスケース(絶版・希少本)もあり、なかなか私好みの本もあり、いろいろ物色
けど。 こちらもピッタリ一致するものがなく、購入ナシ
水成書店 福永書店
どちらも漫画は中古本が多く、一店はエッチぃオネエサンの写真集が多くて早々に退出
せっかくのなんばなんだけど、すごい暑さと、あまりの暑さと、過酷な暑さに見事KO・・・
バナナクレープにも行きたかったんだけどねぇ。
なんば花月にも寄りたかったんだけどねぇ。
・・・残念・・・
最後に一言。
真夏は「〇〇めぐり」はやめた方がいいよ~
死んじゃうよ・・・