網走管内(雄武〜ウトロ漁協)のサケ・マス漁獲状況は、8月末までにマスが37万尾と前年同期の1割にとどまり、前々年に比べても半分程度と低迷している。極端な不漁を反映し平均単価(㎏)は500円を上回っている。平均目回りは1.3㎏台と豊漁だった前年並みの小型化がめだつ。
網走海区漁業調整委員会によると、8月31日現在の管内カラフトマス漁獲状況は、36万8,691尾、498㌧、2億6,477万円で、前年に比べ尾数・重量は12%、金額は16%。近年では不漁だった前々年に比べて尾数56%、重量45%、金額65%といずれも下回っている。平均目回りは1.35㎏と前年(1.34㎏)並みで、前々年(1.68㎏)より小さい。ただし、㎏当たり単価は原料不足を反映し、532円と前年(395円)、前々年(368円)を大幅に上回っている。
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