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2025日ロサケ・マス漁業交渉妥結 日本200海里内の漁獲割当量、協力費とも前年並み

2025-03-14 22:41:26 | ニュース
 2025年の日本200海里内における日本漁船によるロシア系サケ・マスの漁獲量など操業条件を決める日ロサケ・マス交渉が13日合意に達し、漁獲量、協力費(機材供与)が前年並みで妥結した。一方、ロシア200海里内における日本漁船によるロシア系サケ・マスの試験操業の条件を決める日ロ政府間交渉は協議を継続している。
 水産庁によると、この交渉は今月10日からウェブ会議で開かれ、日本側は高橋広道水産庁増殖推進部長を政府代表に、外務省、水産庁、道庁、漁業団体感関係者、ロシア側はヤコヴレフA.V連邦漁業庁副長官を連邦代表に連邦漁業庁、国境警備局など関係者が出席した。
 合意内容は、総漁獲量が2,050㌧でそのうちカラフトマス、ベニザケ、ギンザケ、マスノスケが計1,550㌧(カラフトマス以外の3種合わせて1隻当たり1㌧以内)、シロザケ500㌧。機材供与が1.8億円〜3億13万円の範囲で漁獲実績に応じて決定する。
出漁団体の太平洋小型さけ・ます漁業協会(小田司会長)によると、昨年は3月14日に交渉妥結、14㌧未満の20隻が4月3日から出漁し、漁獲実績はシロザケ、カラフトマスなど約400㌧と割当量の約20%にとどまった。

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