水産北海道ブログ

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道秋サケ沿岸漁獲速報(11月20日現在) 2,706万尾・33%増、435億円・22%減

2018-11-27 16:42:16 | ニュース

 本道沿岸に来遊する秋サケの定置網による漁獲量は、11月に入り、えりも以西を除き、全道的に終漁を迎えている。上旬から中旬までの10日間で約55万尾漁獲され、うちえりも以西が41万尾を占めた。日高地区は終漁したが、胆振、噴火湾、道南の漁獲が続き、どの程度か注目される。魚体はいぜん3㎏前後と小さく、前年同期に比べ水揚げ尾数3割増となったが、重量は伸び悩んだ。価格は昨年㎏1,000円超えていたが、今シーズンは700円台とかなり下方修正された。

 道連合海区漁業調整委員会によると、11月20日現在の秋サケ漁獲は全道で2,706万6,041尾と前年同期の132.6%。漁獲金額は435億3,672万円と同78.0%。

 地区別では、尾数で前年を大幅に上回ったのは、えりも以西の日高、えりも以東の東部・西部で前年の2倍前後。根室の北部・南部も前年の1.5倍以上となっている。えりも以東と根室が金額で前年を上回っている。逆に日本海は尾数で3割減、金額で6割減となった。

 道漁連の集計では、11月20日現在で約5万9千㌧と前年比17%増。中旬で1,700㌧の上積みにとどまり、多くの地区が終漁する中で6万㌧弱となりそうだ。


網走管内サケ・マス漁獲(11月20日現在) サケ922万尾・34%増、金額206億円・23%減

2018-11-27 16:41:54 | ニュース

 網走管内(雄武〜ウトロ漁協)の秋サケ漁獲は、11月に入り中旬で終漁、休漁がめだち、中旬の漁獲は6万尾、194㌧にとどまっており、ほぼ終漁を迎えた。

 網走海区漁業調整委員会によると、11月20日現在の秋サケ漁獲は、922万4201尾(前年同期比134.4%)、2万8,818㌧(同117.3%)、206億2,850万円(同77.3%)。平均目回りは3.12㎏(同87.2%)、平均㎏単価716円(同65.9%)。


岩手県サケ漁獲速報(11月20日現在) 140.8万尾・19.2%増、22億2千万円・29.7%減

2018-11-27 16:40:20 | ニュース

 岩手県沿岸で漁獲される秋サケは、11月中旬に入って盛り返し、尾数で前年同期を2割、重量で1割上回っている。中旬の漁獲は42万4千尾・1,218㌧に達した。この勢いが続くか注目される。

 岩手県農林水産部水産振興課によると、11月20日現在の秋サケ漁獲(累計)は、140万8千尾(前年同期比119.2%)、3,835㌧(同110.9%)、22億2,100万円(同70.3%)、平均単価693円(同66.7%)、平均目回り2.73㎏(同93.2%)。


2018年11月27日(火)発行/北海道漁協系統通信6368号

2018-11-27 16:37:38 | 系統通信

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