水産北海道ブログ

北の漁業と漁協がわかる情報満載です

道水産林務部が海獣による漁業被害状況まとめる 23億7千万円と前年に比べ2億2千万円減

2015-09-04 17:04:55 | ニュース

 道水産林務部水産振興課は、平成26年度(4月~3月)の海獣類による漁業被害状況をまとめた。それによると、漁業被害の総額は23億6988万円で、前年に比べ約8.6%、2億2388万円減少した。食害による直接被害が6億1708万円、漁具などの間接被害が17億5279万円。

 被害額の減少は、トド被害が17億7362万円と10.4%、2億495万円減少したことによるもので、冨靍健伯水産振興課長は「様々な要因が考えられるが、水産庁の措置でトドの捕獲頭数が大幅に増枠された(253頭→516頭)ことが大きい」と分析している。トド以外ではオットセイも3億19万円と減少しているが、アザラシは逆に2億9607万円と増加している。


北のめぐみ愛食フェアに標津漁協が初登場 「船上一本〆波しぶき」、鮭のハラス、ホタテの炭火焼き

2015-09-04 15:37:21 | ニュース

 

 

 道庁赤レンガ前広場で催される「北のめぐみ愛食フェア」に標津漁協が初登場し、ブランド鮭の「船上一本〆波しぶき」輪切り漬けや鮭のハラス焼き、ホタテの炭火焼きを提供し、人気を集めました。

 「船上一本〆波しぶき」は銀毛のオスから選別し、船上活〆した逸品を山漬け風味に加工したもので、輪切り焼きを一切れ200円で提供、塩蔵品は一切れ300円で販売しました。

 標津町農業水産課の佐々木加工開発担当係長は、「名前を募集し、昨年から販売している。ブランドとして少しでも浸透させ、消費者に馴染みをもってもらいたい」と『波しぶき』を強力にPRしていました。

 そのほか、鮭のハラス、ホタテの炭火焼きも人気で、スライス冬葉やペッパー鮭舞、スイートサーモンなど各種加工品も豊富に取り揃え、購入する人もめだちました。