US発 ひとりよがりおたく日記 (不定期)

主に映画の感想。管理人が気に入った映画があった時だけしか更新されないブログ。

「第9地区」 District 9 (2009)

2010-01-10 08:53:33 | cinema
akkyさんのブログでおすすめされてたのでDVDで見てみました。日本語タイトルが
付いていたので、公開済みかと思ったら、4月公開なんだそうで…。なので、ネタばれ
したくないので、あんまり書けることはないのですが。
私はSFはあんまり見ないのですが、そういう私でも見てよかったと思える映画でした。

舞台は南アフリカのヨハネスブルグ、20年ほど前に突然上空に現れた宇宙船。
エビに似た姿の難民の宇宙人たちが隔離されている第9地区はナイジェリアからの
ギャングが共存して、スラム化していた。宇宙人事業を担当するMNUという機関が、
ある日第9地区から宇宙人を追い出し、市外から遠く離れた場所に隔離すること
を決定した。宇宙人たちには、人間の扱えない武器を扱えるDNAが備わっており、
実は武器製造機関でもあるMNUは宇宙人をそういう目的で研究していたのだ。
隔離政策のリーダーに選ばれた、ウィカス(Sharlto Copley)はある宇宙人の
家を探索するうち、黒い液体を身体に浴びてしまう・・・。

最後の方は、結構感動したよ。最初、嫁の父のおかげで出世した、嫌味な小役人
的な男に見えたウィカスだけど・・・。最後のシーンは涙ものでした。
宇宙人のクリスが、人間よりもずっと良い奴に描かれていたのも、良かった。
ドキュメンタリー風に描かれていたのも、なかなか新鮮でした。南アフリカなので、
英語かなり訛っているので、DVDで字幕があって私的には良かった(笑)。あれ、
字幕なしにしても、宇宙人やナイジェリアン(明らかに英語じゃないところもあったよね?)
のところは字幕が付くのかしら?