US発 ひとりよがりおたく日記 (不定期)

主に映画の感想。管理人が気に入った映画があった時だけしか更新されないブログ。

Dot the i (2003) ちょっとネタバレあり

2007-10-15 07:27:20 | cinema
これは私がこっちに来る前に既に日本で公開していたんだけど、
見たいなと思いつつ見逃した。ずっと気になってたんだけど、
やっとDVD借りて、見ました。ちなみにガエルたん出演の、
恋愛サスペンスもの。

そんな訳で、3年も見なかったのは、それ程期待してなかったから。
でも、見てみて良かった。面白いじゃん!前半はどうってこと
ありません。でも、後半の展開が気に入った。他の人のレビューを
読むと、「予想がついた」って人が結構いるみたいなんだけど、
私はそーいうオチが来るとは全然予想できなかったから。
確かに前半、「誰か」がカルメンの動きを追ってるようなんだけど、
それがそういうこととは気が付かなかったよ。
確かにたくさん映画関係の台詞が出てくるし、ちょっとネタバレに
なるけど、「映画中映画」の伏線はたくさん張られていたんだよね…。
で、その後、もう一つ、意外な展開になるしね。サスペンスとして、
なかなか面白かったと思います。私はこの映画好きです。

DVDには映画で使われなかったシーンも収録されていて、
登場人物たちのバックグラウンドがよりわかるようになってます。
あと、おまけで「バーナビーの予告編」ていうのがあるのも面白いです。
本編見る前は、何のことだろう?って思ったけど…。
あ、私はこの↑ポスターより、映画の中の映画のポスターの方が
好きです。

Across the Universe (2007)

2007-10-15 04:23:53 | cinema
ビートルズの楽曲を全編にちりばめた、60年代が舞台のミュージカル映画。
予告編の映像が変わっていて新鮮だったので、もしかしてすごい傑作?
(or 駄作?)とにかく、これは絶対見なくちゃねって、この秋一番待っていた
映画です。

ミュージカル映画とはわかっていたものの、いきなり冒頭から主人公が
歌いだすので、ちょっとびっくり。(予告編の始めのシーンが映画のはじめ
のシーンです)
かなりの場面で、一曲全部歌うので、多少冗長だな~って感じる
こともあったけど、普通のシーンから、歌が進むに連れて脈絡なく
人々が踊りだしたり、そういう楽しいシーンが結構ありました。
(そういうシーンで、皆クスっと笑ってたりするんだけど。踊るかよ、って
感じで。)
大勢が一斉に同じ動きで踊るところとかは、さすがです。
なんとなく、シルク・ド・ソレイユを思い起こさせる感じ。
60年代、サイケデリックを意識したシーンとかも、映像的に面白く
楽しかったです。

あ、肝心なストーリー:主人公ジュード(笑)(Jim Sturgess)はリバプール
の船工場で働いていたが、ある日アメリカにいる父親を探しに、渡米する。
そこで出会った、マックス(Joe Anderson)と仲良くなる。マックスの妹
ルーシー(Evan Rachel Wood)の恋人はベトナム戦争に徴兵され、戦死
してしまう。大学を中退したマックスと不法滞在のジュードはニューヨークの
アパートで、他の人たちと共同生活をはじめ、ルーシーもそこへやってくる。
やがて愛し合うようになるジュードとルーシー。マックスはベトナムに徴兵
される。

というようなお話。
始まりが暗めのシーンで始まるので、最後も悲劇なのかと思ったんですが、
そんなことはなかった…(このくらいだったらネタバレでもないよね?)。
ニューヨークのアパートの仲間が皆自由人で、いきいきした面白いキャラで、
話に花を添えてます。

今回、Across The Universe、最初大都市のみの限定公開、
2週間後くらいに中都市まで、で、私の住んでる小都市では更に2週間、
待たされました。そのせいか、私の行った回はかなり満員に近い状態
でした。そして驚いたことに観客層がすごく若く、10代~20代中心で、
女性が多かったです。まあミュージカル映画ってわりと女性向けっていう
のはわかる。ちょっと少女漫画っぽい感じでもあるし。でも、ビートルズの曲の
映画だし、もっと広い世代を対象にしてるのかと思ったけど、観客層が
偏っててびっくりでした。私のところだけなのかな…。

予告編はこちらで オフィシャルサイト

*ところで、マックス役の人のimdbの写真を見て、この人はどっかで
見たことが…って思ったら、何と何と、”Control”でピーター・フック役
を演じているお人ではないですか!!"Control"も今待ってる映画の
一つ、欧州&アメリカ大都市ではすでに公開されてます。
私のところには当分やってきそうもないので、まだ見れなさそう(涙)。