US発 ひとりよがりおたく日記 (不定期)

主に映画の感想。管理人が気に入った映画があった時だけしか更新されないブログ。

Feast of Love (2007)

2007-10-01 05:40:31 | cinema
モーガン・フリーマン主演のドラマ。今週初公開ですが、
トップ10に入ってません!!興行的には大失敗ですね…。
私もどんな映画だかイマイチわからずに行きました。モーガン・
フリーマンとグレッグ・キーナー以外に、知ってる俳優さんが
出てこないし、なんか地味ーな印象だよね。でもね、なかなか
良かったのよ。

コーヒーショップを経営するブラッド(グレッグ・キーナー)は
妻と幸せに暮らしているはずだったが、ある日突然、妻が
女性の元に出て行ってしまう。妻と相手の女性が恋に落ちた
瞬間に、彼も隣にいたはずなのに、全然気付いてなかった。
半年後に違う女性と恋に落ち、結婚しますが、実は彼女が
愛している男性は他にいた。これも全然気付いてなかった。

モーガン・フリーマンの役は、コーヒー店の常連の大学教授で、
ある意味語り手役というか。でも彼も心に深く傷を負っています。
他に、コーヒーショップ店員の若いカップルが話に絡んできます。

ちなみに撮影された舞台が私の知ってる市内なので、おなじみの
風景がたくさん出てきました…。

普通こっちの映画館に、女性一人客ってすごく少ないんだけど、
この映画、女性お一人様がわたしの見た回に5人くらいいました。
ちょっとメロドラマっぽいので、女性向けの映画なのかも。

じーんと来るところもあり、笑えるところもあり、結構学ぶところの
多い映画ですので、おすすめですよ(ってこの興行成績では
日本公開はないだろうなあ…)。

Elling (2001)

2007-10-01 05:37:56 | cinema
ちょっと前のノルウェーの映画…日本は公開しなかったのかな??
ミニシアターで公開してそうな感じだけど。

主人公エリングは40歳だが、ちょっと知恵遅れぽく、今までずっと
母親の元に暮らしていたので、世間に出たことがなかった。しかし
母親がなくなり、施設に収容され、2年後そこのルームメイトの
Kjellとともに、ソーシャルワーカーの監督のもと、政府のアパートで
普通の暮らしをすることになる。電車に乗るのも、電話に出るのも、
買い物に行くのも、最初はおどおどの2人。

っていうどっかで聞いたことのあるような話なんですが…。
(イギリス版の「キスキス・バンバン」を思い浮かべたよ。)

ほほえましいお話で、まあまあ良かった。エリングは詩を読んだり
書いたりすることが好きだっていうのを自分で発見し、ポエトリー
リーディングの集会に行ってみたり、そこで思いがけず、友人を
作ったり(実は彼は高名な詩人)。自分の詩を匿名でいろんな
ところに投稿してみたり。
一方Kjall(これなんて読むの?映画もずーっと英語字幕を
追ってたので、読み方気にしてなかったんですが)の方は、同じ
アパートに住む女性と恋をする。
2人それぞれ、違う方法で、自立への道を歩んでいきます。

2人が住むアパート、政府のアパートだけど、なかなかきれいで、
結構広そうだし、いいのよー。さすが北欧、福祉の国だなあって
思いましたよん。