降版時間だ!原稿を早goo!

新聞編集者の、見た、行った、聞いた。
「降版時間」は新聞社整理部の一番イヤな言葉。

★続・整理部はハズレなのか①

2014年04月04日 | 新聞

【 3月30日付の続きとゆーか、後日談とゆーか(笑)。
写真は、本文と直接関係ありません 】

僕たち整理部に配属されて2カ月ほど経った新人くん( K、Uくん )が2人でぼそぼそ話していた
「.......ここ( 整理部 )ハズレかもな」
会話に、僕と整理デスクは衝撃を受けてしまった( てか、腹を抱えて大笑いする寸前、笑 )。

それから1年ほど経った、ある夜。
最終版に向け、ドタバタの整理部。
ひとり立ちして、ちょい指示とモニターさえ渡せば、パッパッと時間通り組んでいたUくん。
C版( ←仮ですから )大刷りゲラを受け取り、最終版へのチェックをしていた僕は紙面を見て、思わず口にしてしまった。
「...........Uくん、きみ、上手いなぁ。
中央にボックスつくってレイアウト決まっている。裸見出しも端的で力強い。
いいじゃないかっ。いいね!いいね!いいね!
..............きみ、一生、整理部にいてくれっ!」
僕は褒めて育てるのだ。
だが................。

整理部の人なら分かると思うけど、
最終版大組み開始の数十分ほど前は
「ドタバタ&アタフタの獅子てんやわんやのピーク」
なのだ。
飛行機でいえば、羽田空港にきちんと定刻どおり着陸するために、高度を下げつつ注意深く着陸態勢に入った、東京湾上空のよーな感じ( ←分かりにくい? )。
上り東海道新幹線でいえば、品川を出て東京駅に着く約4分前
「ピポポポーン、ご乗車ありがとうございました。次は終点・東京、東京です」
アナウンスが流れ、よっこらしょと荷物をまとめる有楽町のあたり( ←さらに、分かりにくい? )。

褒めたつもりの僕の一言に、Uくんは................ありゃ、長くなったので続く。



(≧∇≦)