降版時間だ!原稿を早goo!

新聞編集者の、見た、行った、聞いた。
「降版時間」は新聞社整理部の一番イヤな言葉。

★紙面審査委員を、牛田くんに!

2012年07月03日 | 新聞
朝刊を開いて、わが目を疑った。
日本経済新聞を愛読する12歳――。
クラシック界の神童とは聞いていたけど、ピアニスト・牛田智大くん(12)が
「日本経済新聞を読むようになったのは小学生のころからです」

日経新聞7月2日付「日経の読み方/コラム・私の日経時間」=写真。
新聞の将来は、まだまだ捨てたもんじゃない(以下、コラムから引用です)。

牛田くん「今通っている中学校は教室に日経新聞が置いてあり、自分以外にも読んでいる友達がいますよ」
 →新聞を読むだけでも感謝します(笑)。他紙も面白いです。

牛田くん「僕はまず1面のコラム『春秋』や文化面を読みます」
 →き、き、君は本当に中学生かい?

牛田くん「もちろん、分からない言葉も出てきますが、親に聞いたり辞書を使って調べたりします。
でも、難しい言葉を解説した用語集のようなものがあるといいなと思うこともあります」
 →12歳くんの貴重なご意見、反映させていただきます。
ご両親は、いいご教育をされましたね。頭がさがります。

知人に勧められて、牛田くんのデビューCD「愛の夢」を買っていたけど、
演奏と同じように端整な受け答えなんだね(→文責構成者がうまいのか)。
たぶん、とある新聞社がCM起用に動くけど、
「演奏の勉強と、学業優先ですから!」
と断ってくださいね。

――――さらに、驚いた。
牛田くん「息抜きは小説などを読んでいます。とにかく活字が好きなんです」
ぜ、ぜひ、紙面審査外部委員をやりませんか?
【牛田智大(うしだ・ともはる)】東京都生まれ。今年3月最年少CDデビュー。「ショパン国際ピアノコンクールinアジア」5年連続で部門最高位。



(^o^)/